[Я]今は亡きプロレスラー列伝#15:リック・ルード

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日本ではそれほど馴染みのないレスラー

今回紹介するレスラー「リック・ルード」は、日本にはそれほど来日しておらず、超有名な選手でもないため、「誰? 知らない」という方が多いかもしれません。それなりにプロレス好きだった方なら馴染みの名前なんですけどね。

主にアメリカを主戦場としていて、各団体でトップヒール(悪役)だったんです。

ずっと悪役だった人でも時々はベビーフェース(善玉)にチェンジしたり、単発で悪役と対戦するため善玉っぽく扱われることがあるんですけど、リック・ルードに関しては生涯ずっと悪役だったらしいです。徹底してたんだなぁ。

WCCW時代はブルーザー・ブロディ、NWA時代はロード・ウォリアーズ、WWF時代はハルク・ホーガンやアルティメット・ウォリアー、WCW時代はスティングなどなど、各団体で当時のトップどころと抗争しベルトを奪ったりもしています。マッチメイクが組まれてるということは、マッチメイカーからも評価されていたんでしょう。

日本で特に印象が強いのは1992年、新日本プロレスに参戦して、夏の祭典「G1クライマックス」に出場。橋本真也、佐々木健介という強豪を撃破して予想外の(失礼)予選突破&決勝進出。

決勝の相手は蝶野正洋で、結果は蝶野が勝ってルードは準優勝だったのですが、「ルードはただのイロモノじゃなかったんだな」と日本でも実力を本格的に認められる契機になった試合だったと思います。

現在は国会議員の風格もグーンと出てきた馳浩とも抗争してましたね。闘ってた当時はルードのナメまくった試合スタイルに怒ってた馳が、直後からルードのスタイルを真似し始めたのも彼らしいというか。

日本で激闘を繰り広げたあとは、主にアメリカでマネージャー的なポジションとなり、テレビショーには登場するものの試合はしてなかったっぽいですね。体調が悪くなったのだろうか。

WWFでショーン・マイケルズやHHHたちが結成した歴史に残るオチャラケなユニット「D-ジェネレーションX」で、ルードは「保険会社のエージェント」という役割で初期に参加していたんだそうです。これ知らなかった。当時まだWWF(=WWE)を観てなかったので。

1999年4月、心臓麻痺により急死。享年40歳という若さでした。

印象的なムーブ・ベスト3

第1位:腰クネクネ

リック・ルードの代名詞といえばコレ。試合中、自分が優勢になって対戦相手がダウンしている時、相手の前で仁王立ちして、両手を頭の後ろに組んでから腰をイヤらしくクネクネ動かして挑発、というかバカにするのが彼の真骨頂でした。

日本で馳浩と対戦した時、馳がルードに腰クネクネをやられて、必要以上に悔しがってました。

悔しがった馳が発奮して反撃に転じ、お返しのジャイアントスイングでルードをブン回す。回されたルードも、そして回した馳もフラフラになって観客大喜び、というのが当時の名物。

その後、馳がしっかり腰クネクネを継承し、対戦相手に対してグラインドしまくってました。いまや自民党の中堅になった馳センセーも昔は公衆の面前で腰を振ってたんです。

第2位:爆笑タイツ

ルードのもう一つの名物は、試合の時に履くタイツ。股間のところに対戦相手の似顔絵を描いて、それで相手をバカにしてました。確か日本で馳も股間に描かれてたんじゃなかったかな。

時にはタイツを二重で履いていて、試合中は通常のロングタイツなんですけど、途中で優勢になって、フィニッシュ技を決めるぞーとアピールする際、おもむろにタイツを脱ぐんです。すると下にもう1枚タイツを履いてて、その股間に誰かの顔が描かれてる。相手は怒り、観客爆笑、という流れ。

WWFの頃、ジェイク・ロバーツ(=DDTという技の元祖)と抗争をしていたのですが、当時ロバーツの奥さんがマネージャー的な役割でロバーツのセコンドについてたんだっけ。

で、ロバーツとは違う関係ない相手とルードが試合をしていた時にルードがタイツを脱いだら、下に履いてるもう1枚のタイツの股間にはロバーツの奥さんの顔。それ見せながら腰をクネクネ。

激怒したロバーツが乱入して大ゲンカ、ってシーンを観ましたが、あれは笑ったなぁ。

第3位:ダイビングニードロップ失敗

ルードのフィニッシュムーブは「ルード・アウェイクニング」というネックブリーカー系の技だったんですけど、あんまり覚えてないんですよ。腰クネとタイツはしっかり憶えてるんだけど。

ルードで覚えてる技といったら、ダイビングニードロップを決めようとしたら直前で相手が逃げて、自爆してヒザ打って情けない表情で悶絶、ってシーンばかり思い出します。

悪役で完全にイロモノなレスラーだったのですが、実力もあってタイトルたくさん獲ってたし、ファンにも愛されてたレスラーでした。

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