ミニファミコンは持っていない
2016年11月、ミニファミコンが発売されましたよね。持ってる方々、持ってない方々、欲しかったけど買えてない方々、いろいろでしょう。
私はというと、最初は全然興味なかったんですよ。今さらあのグラフィックで古いゲームを遊んでもなあ〜って。
でも周りで数名がゲットして、えらく盛り上がり始めて、徐々に買う人が増えてきて、あれ? ちょっと欲しくなってきた? と思い始めた時は既に遅く。
どこも売り切れ。予約も受け付けてない。Amazonでは転売屋がアホみたいに値段を吊り上げて売ってる。「ほしいものリスト」に入れて値下げを毎日チェックしたけど下がらない。そうこうするうちに「生産終了」と。ファー!!
だから今回、第2弾として「ミニスーパーファミコン(ミニスーファミ)」が発売されるというニュースを見た時には「ひとまず予約しとこう」と思いました。後になって品切れで買えなくなって「やっぱり最初に買っときゃ良かった」と後悔するのは避けたい。
で、いざ予約日。多くの皆さんがそうであったように私も玉砕しました。
◆次にビックカメラの予約抽選に応募→応募はできたが、数日後の抽選で落選メールが届く。
◆他にも幾つか「ネット予約するのではないか」と聞いたサイトを巡るが予約ページを見つけられず。
◆Amazonも同様に予約ページが見つからない→予約をあきらめて仕事を3時間ほど→その間にAmazonで予約受付開始&予約終了してた。
全 滅 で し た。
これはもう「そんなもん買ってる場合じゃない、お前はもっと仕事をして稼ぐのだ」という天からの啓示だなと思い、ミニスーファミのことは完全に断念。
その1週間後、別件で某家電店に買い物に行ったら入口に「ミニスーファミ抽選予約受付中」の貼り紙。店員に聞けば「まだ受付してます」とのこと。
そういうことなら、と抽選に申し込み、先日の抽選発表を見に行ったら当たってまして。
▲ 運良く発売初日にゲットすることができました。
これはもう「遊べ」という天からの啓示なのでしょう。
なんだこの小ささは
前述のとおり私は昨年のミニファミコンを買えず、持ってもないし実物を見たことすらないので、「ニンテンドークラシックミニ」のサイズがどのくらいなのか予測ができなかったんですよ。
で、抽選が当たった某家電店に買いに行きまして、予約販売なので行列など全くできておらず(それどころか客は私しかいなかった)、レジで当選券を渡して品物と交換してもらいました。
店員さんがカウンターに持ってきたミニスーファミの箱を初めて目にして、
「いやいや冗談はいいから」
って言いそうになりましたね。おかしいだろ、そのサイズ。店員さんの手が大きいから余計に縮尺がおかしい。残念ながらアナタが当選したのはミニチュアの見本です、って言われるのかと。
▲ こうやって写真で見るとサイズ的におかしくはないでしょ。でも実物を見るとおかしいんですよ。何かが間違ってるんですよ。
▲ 箱の裏側。収録されているゲームタイトルが昔のパッケージ写真と共に紹介されています。
▲ 詳しくは後述しますが、ほとんどのゲームをプレイしたことがありません。
▲ では開封。
▲ 福岡県直方市に本社がある「もち吉」というお菓子の会社があるんですよ。その会社の「お煎餅の詰め合わせ」に中身がソックリだよ。子供が見つけたら間違えて食べちゃうレベルだよ。
▲ 本体のみ包装を取ってみました。こうやって見ると確かにゲーム機だ。あの懐かしき90年代、我々を熱狂させたスーパーファミコンの外見そのまんま。でも小さすぎるわ!
▲ 箱から取り出した本体を片手で持ってみました。私は手が異様に小さいので特に何てことはなく見えると思いますが、これ巨大な手の人が持ったら二度見しますよ。
あるいは25年前の人間が今日にタイムスリップして上の写真を見たら間違いなく
「21世紀の人間は手の大きさが尋常じゃないっ!」
と仰天卒倒するに違いないです。どこまで進化してるんだって。
▲ 手乗りゲーム機。あ、なんだか錯覚で自分の手がすごく巨大に見える。
▲ コントローラーも箱から出してみました。
クラシックミニ第1弾の「ミニファミコン」はコントローラーも小さいサイズにしたため、本気でゲームしたかった人には少々操作が難しくて不便だったらしいのですが、今回の第2弾「ミニスーパーファミコン」はコントローラーが昔と同じサイズになってます。
▲ コントローラーは昔のままで、ゲーム機本体はミニサイズ。どのくらい縮んだんでしょうね。
それにしてもやっぱり縮尺おかしいって。
▲ とりあえず近くにあるいろんな物でサイズ比較をしてみました。
iPad Air 2との比較。ミニスーファミが小さいせいでiPadが巨大に見える。
▲ Kindle Paperwhiteを購入した時もサイズが予想より遙かに小さくて驚きましたが、そのPaperwhiteよりもミニスーファミは更に小さい。ビックリしてウワーって叫んじゃった。
iPadやKindleを持ってない方々にはピンと来ないかもしれないので、スーパーなどで売ってる日常品と比較してみます。
▲ 持ってる漫画雑誌と比較してみました。バガボンドのほうが大きい。
▲ チキンラーメンのほうが大きい。知らない人が見たら「こんな巨大チキンラーメン食えねえ!」ってたぶん思う。
▲ カラムーチョのほうが大きい。そして辛い。
▲ 食パンのほうが大きい。っていうか形が似てるな。
▲ ほら違和感ない。
※後でスタッフがおいしく頂きました。
私とスーパーファミコンの歴史
スーパーファミコンが世に出た時、私は大学生でした。初めてスーファミでプレイしたゲームソフトは「シムシティ」。オープニング画像を見て「おおー、ファミコンより綺麗だ」と感動したのを今でも覚えてます。
いろんなスーファミのゲームで遊びましたが、基本的に私はアクション系が苦手。
買ってプレイしたことのあるソフトは大半が
◆「信長の野望」「三国志」などのシミュレーション系
この2つのどっちか。
アクション系だとサッカーとかF-1のカーレースものを少しプレイしたかな。
あとプロレスのゲームは結構好きでよく遊んでました。「ファイヤープロレスリング」は大学の仲間たちを部屋に呼んで徹夜で遊んでたなあ。
そんな感じでファミコンもスーファミも、そして後に続くセガサターンや初代プレステでも私のRPG・シミュレーション好きは変わることなくずーっと続いてました。セガサターンで最初のソフトは「サカつく2」だったし、プレステで最初のソフトは「信長の野望」。
今回のミニスーパーファミコンに収録されているゲームタイトルは21個。
- スーパーマリオワールド
- F-ZERO
- がんばれゴエモン ゆき姫救出絵巻
- 超魔界村
- ゼルダの伝説 神々のトライフォース
- スーパーフォーメーションサッカー
- 魂斗羅スピリッツ
- スーパーマリオカート
- スターフォックス
- 聖剣伝説2
- ロックマンX
- ファイアーエムブレム 紋章の謎
- スーパーメトロイド
- ファイナルファンタジーVI
- スーパーストリートファイターII ザ ニューチャレンジャーズ
- スーパードンキーコング
- スーパーマリオ ヨッシーアイランド
- パネルでポン
- スーパーマリオRPG
- 星のカービィ スーパーデラックス
- スターフォックス2
このうち、私が実際にプレイしたことがあるゲームは上の一覧で赤文字にした3つだけ。
そういう意味では今回のニンテンドークラシック企画、もちろん懐かしくもあるんですけど、遊んだことのないソフトばっかりなので新鮮でもあるんですよ。ヘンな話だけども。
だからと言ってガッツリ遊ぶわけでもないです。「ゲームしたい」がメインではなく、今回購入した最大の理由は「子供たちに90年代のゲームを見せてやりたい・遊ばせてやりたい」というものです。
まだ子供たちが生まれていない、それどころか私が結婚すらしていない頃のゲームを子供たちはどう思うのだろう。
りくま ( @Rikuma_ )的まとめ
ひとまず発売初日にゲットできたんですけど、遊ぶのはまだ先。いま子供たちがテスト期間中なので、テストが終わったらみんなで遊ぶことにします。
なんせ90年代のゲームですから、最近のプレステ4なんかの圧倒的に綺麗な画質と比較したら腰を抜かすほど粗いんでしょうけど、マリオカートなどは家族で盛り上がれそうなので楽しみです。
Amazonなどネットショップでも本日から販売開始されていますが、どこも例に漏れず転売屋が価格を吊り上げて異常な状態での販売となっています。
ミニスーパーファミコンの本来の価格は8,618円(税込)ですので、あり得ないほど値上がりしてる時はグッと我慢して本来の価格になるまで待ちましょう。
どうしてもAmazonで買いたいのなら「Keepa」というツールを利用して希望価格を設定しておけば、その価格より安くなった際にメールで通知してくれるので便利ですよ。ただ私は「ミニファミコン」の時にKeepaで毎日チェックしてましたが、一度も値下がりしませんでした。
むしろ近所の家電店やゲーム取扱店で予約したほうが定価販売だし、早くて確実かもしれませんね。