[Я]人前でも緊張せずプレゼンするために私が通った道と心掛け

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University of Maryland Speech
University of Maryland Speech / Andrew Aliferis
 

先日、「福岡ブロガーピット」という勉強会を開催しました。

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この勉強会で、私を含む全員がプレゼンテーション(=プレゼン)をしました。

ブロガーピットは「プレゼン能力の向上」を主旨にはしていないため、発表者が登壇したり、聴き手と向かい合って話す方式にはしてません。感じてることや皆に聞いて欲しいことなどを少しでもリラックスして「放出」して頂ければいいな、という点をむしろ重視してます。

「プレゼンは場数と慣れ」だと私も思います

ブロガーピットの直後、以下のエントリーを拝見し、深く共感しました。

http://haya1111.com/presentation-2/

緊張せず人前で話すための最大要因は「場数」だと私も強く思うし、数をこなすことで得られる慣れと自信が更にリラックスさせてくれます。

※私の場合は「場数」と「慣れ」に加えて「フリーダムな性格(=要するにチャランポラン)」という要素も含まれています。

実は、上記エントリーを書かれたハヤさん(@haya1111)が主宰されている「つなカン」に参加したことがブロガーピット開催へのトリガーの1つになってました。

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ハヤさん、その節は本当にありがとうございました。

実はプレゼン、けっこうやってます

ブロガーとして何かのイベントで登壇だとかプレゼンだとかは、これまで一度もありません。ブロガーピットが初めて。あとは北九うまみ会で乾杯のあいさつをしたくらい。

しかし、仕事では私、けっこうな数のプレゼンをやってます。一時期はそれメインの業務内容でした。

最も多い時で約200人を前にして喋ったこともありますが、数をこなして慣れたおかげで緊張はしませんでした。

もちろん「緊張しない」というのと「プレゼンが上手い」というのは、また別の問題です。私自身、プレゼンが上手いとは全然思ってません。よく噛むし、話しててワケ分からなくなる時もあるし、ジョークはスベるし

それでも緊張していなければ、1回ジョークがスベっても2回目のジョークを放つ余裕くらいはあります。そして再びスベってドツボにハマるんです。ほっといてくれ。

転機となった社会人4年目の出来事

社会人3年目くらいの時だったかな。以前務めていた会社にて、プレゼン能力を向上させる目的で、業務関連のテーマを各自で決めて部の定例会議で発表することになってました。

その頃は、けっこう緊張してました。もともとそんなに度胸があるわけでもないし、何より話す内容が「自分のものになってなかった」。内容に対する私自身の理解度の浅さ。上手く伝えられるか(伝わるか)という不安。

転機となったのは社会人4年目。初めて大きな仕事を任され、半年かけて大きな業務システムのプログラムを全て一人で作り変えました。

完成後、お客さんや上司を前にして新システムの仕様説明会をしたんです。開発者が私一人だから、当然ながらプレゼンするのも私一人。

前のシステムが古くて不具合も多かったため、お客さん側は作り変えにもの凄く期待されてましたし、私もまたその期待に応えようと必死でした。すごくやり甲斐もあったけど、本当に大変な日々だった…。

開発、そしてテスト期間も全て終え、満足感や達成感、そして培った自信がもの凄くデカかった。それがプレゼンにモロに出たんでしょうね。

聴き手は10人ほどだったんですが、プレゼン終了後、いろんな人にすごく褒めて頂きました。新システムの新機能にも満足して頂けたし、何より嬉しかったのは、

「お前、プレゼン上手くなったな、聞いてて分かりやすかったよ」

と上司に言ってもらえたこと。

上手にプレゼンしなきゃ、って意識は全然なかったんですけど、とにかく完成したことが嬉しくてたまらなかったんです。もしかするとお客さん以上に私が喜んでた。それが表情や言葉に出たのかな。

新システムの出来や、新機能の便利さに関しては自信がありました。つまり、内容に対する確固たる自信が、人前で話すことの緊張や不安を吹き飛ばしてくれた。

そして何より、嬉しいという感情が言葉に乗ったことで、その気持ちが聴き手に伝わってくれた。要は話す自分が楽しむことが大切なんだな、というのを自覚した契機になりました。

精神的に余裕があれば原稿すら要らない

慣れてくると余裕が生まれるので、原稿に頼らずアドリブだけでプレゼンを回すことも出来るようになります(もちろん内容にもよります)。

むしろ私はアドリブだけで回す方がラクかもしれない。先日のブロガーピットにしてもそうでした。意図的に何も用意しなかった。

約10年前、ある業務システムのプロジェクトリーダーをやってた際に、全国の支社や営業所を回って使い方の説明をすることになりました。

各エリアを数名に分けて回ることになり、私は東日本を一人で担当。今まで一度も訪れたことがなかった札幌や仙台、盛岡、新潟、金沢などを会社のお金で2週間かけて旅してきました。

2月の寒い時期で、札幌や盛岡は大雪だったんですが、もう楽しくて楽しくて、すごく幸せな出張でした。札幌も仙台も前日入りして歩き回って観光しまくった! 生涯忘れられない楽しい旅でした。

それほどに楽しかったから、肝心の仕事であるプレゼンも気分が乗るんですよ。自分自身がとてもリラックスして説明会に臨むことができたのです。

ジョークも連発してましたが、かといって不真面目な空気にはせず、引き締めるところは引き締めてメリハリを付け、双方にコミュニケーションを重ねて聴き手の理解度を深めて貰うように努めました。

その際も話す内容は事前にほとんど考えず、必ず言わなければいけないポイントを3つほど押さえて、あとは聴き手とのやり取りだけでこなしました。どうすれば発表者側も聴き手側も含めた会場全体の空気が上手く回るかは、やっぱり数をこなすことで掴めてきます。

硬い空気をほぐしてあげたい

プレゼンをするときは、まず自分が楽しむことを意識してます。自分が楽しくないのに、聴いてる人が楽しくなるわけがない。

それもあって、私は人前で喋るときによく冗談を言います。自分自身もほぐしたいし、聴き手もほぐしたい。

スベってもいいんです! いつかアナタが笑ってくれると信じてるんです!

会社説明会で多くの新卒学生さんを前に喋ったこともありました。中途採用選考会でも喋ったことがあるし、前述した業務システムの説明会で全国の支社・営業所の担当者に向けて話したこともありました。

学生さんや中途採用希望者は、自分の将来がこの説明会で決まるかもしれない。システム説明会を聴きにくる担当者さんたちは、キチンと理解して職場に持ち帰らないと業務に支障をきたして責任問題になっちゃう。

聴き手の皆さん、総じて硬いんです。ガッチガチなんです。壇上から見てると鬼気迫る表情の人もいたりして怖いんです

気持ちは分かるんですけど、聴く側もリラックスしてもらいたいんですよ。そんな難しい話をするわけでもないんだし(難しいか分かりやすいかは私のプレゼンスキルにもよるんですけど)。

なので、まず最初に私は冗談をかまします。大抵の場合はスベります。「は?」って顔をする人。「お前マジメにしろや」と更に怖くなる人。たまに「ぷっ」と吹いてくれる人もいます。

ガッチガチになってる人には、逆に私から質問することが多かったです。ただでさえ緊張してるのに、指名されてマイク渡されて大勢の前で喋ったら更に緊張するやんかー、ってなるじゃないですか。

そこでまた、しょーもない冗談をかますんですよ。するとですね、高い確率でクスッと笑ってくれるんです。空気を読んでくれるんですよ

そういうのを数回ほど繰り返すと、笑ってくれるかスベるかはともかくとして、「今回の会は、そういう空気感で進めるつもりなんだな」ってのを全体が察してくれるようになります。

そうなったらプレゼンする側はむちゃくちゃラクなんですよ。空気感を全部自分でコントロールできるから。ドッカンドッカン笑いが起こるかスベりまくるかは別問題ですよ。っていうか寄席じゃないんだから笑い一色にしなくていいんですよ!

あとはやっぱり「感謝の気持ち」

プレゼンというものは、発表側と聴き手側の双方で作り上げていくものですから、どんだけ発表側のプレゼンスキルが神がかっていても聴き手がみんな寝てたら意味ないし、逆に聴き手がすごく真剣なのに発表側がジョーク不発で泣き濡れてたら意味ないのです。

私自身、プレゼンスキルは全然高くないので、自分自身「下手やなぁ」と喋りながらヘコむこともあります。

それでも、真剣に聴いてくれる人、ウンウンと頷いてくれる人、こちらの予想を超えて笑いまくってくれる人、そんな聴き手を見ると本当に救われます。

そういう人たちに対して「ありがとうございます!」という感謝の気持ちは、プレゼンしながらでも常に感じようと心掛けてます。

集まって頂いてありがとうございます。聴いて下さってありがとうございます。つたない説明を真剣に聞いてもらえて本当に励みになります、ありがとうございます。

私のしょーもないジョークで笑ってくれるなんて、もう感謝感謝感謝!ですよ。壇上から降りて一緒にダンスしたくなるくらい嬉しいのです。

まとめ!

今回は「プレゼンで緊張しないこと」にフォーカスを当てました。スキルを上げるにはどうすればいいかは、私自身もまだまだ学ばなければなりません。冗談ばっかり言うのが上手なプレゼンなのかと言われたらそれは別の話です。そこのところはご理解頂ければ幸いです。

200人の前でも緊張しませんでしたが、これが500人になったらガッチガチに緊張してチビるかもしれません。テレビカメラを前にしたら緊張し過ぎて歌い始めるかもしれません。

とにかく、基本は数をこなして慣れること。テクニカルというよりもメンタルの問題じゃないかなと私は考えてるので、必要以上に難しく考えず、自分の出来る範囲でこなせばいいやと自己暗示にかけてみる。きっとそれも場数と共に掴めてくるはずです。

イベントなどでライトニングトークをする機会があれば、一回でいいから「やったるぞ!」と手を挙げてみるのはスゴく重要。その1回の踏ん切りと勇気が、今後何年にも渡る己の自信の源になってくれる、そう信じてみるのはけっこう楽しいものですよ。

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