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次女が「継続することの大切さ」を自覚し始めた

2013年6月3日


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いつも集団登校に遅れてた

次女が通う小学校は原則的に「集団登校」というルール。

昨年度までは姉の長女と一緒に登校していたけれど、3月で長女が卒業したため、4月からは近所に住む、幼稚園時代から仲の良かった同級生数名と一緒に登校するようにさせました。親同士でも話がついてます。

ところが、次女は4月の大半を一人で登校。友人たちの待ち合わせ時間にいつも間に合わなかったから。

一人で登校してると治安という意味でよろしくないというのもありますが、同時に

◆時間に少々遅れても気にしない考え方になっては困る
◆「あの子は時間を守れないよね」「いつも遅刻するよね」というレッテルを貼られたら損をする

上の2つがすごく気になったのです。「時間にルーズ」というレッテルを貼られてしまったら、お祭りなどのイベントで友人と一緒に行きたいと思っても、

「あの子は遅刻するから誘うの止めよう」

と判断されてしまったら、仲間の輪から徐々に外されていってしまう。

どうすればいいのか。5月中旬に次女と話をしました。

なぜ遅刻してしまうのかを洗い出す

なぜ集団登校の待ち合わせ時刻に遅れてしまうのか。なぜ朝の準備が遅くなってしまうのか、何が原因だと思う? と次女に考えさせ、洗い出した結果をノートに書かせました。

1. 寝坊してしまう。アラームをかけてるけど起きられない。
2. 学校に提出するプリント類で親にサインしてもらうのを朝まで忘れてる。
3. 前日に時間割をしていない。当日朝に時間割をしてしまう。
4. 服を着るのに時間がかかる(着る服が見当たらない、など)。

1番の寝坊は、もちろん寝坊する本人の問題もあるけど、1回起こしに行っただけで放置する他の家族にも少しは責任あるかなと。本人が起きるまで何度か繰り返し起こしてみるよう協力しよう、と家族に提案。

2番のプリント類は、子供3人それぞれに「学校から配布されたプリント類を入れる箱」を用意しています。にもかかわらず次女は「箱に入れるのを朝まで忘れる」状態。

改善案としては、下校して友人宅に遊びに行く前、ランドセルを開けて中のものを一旦全て出してみなさい、と伝えました。中身を確認し、その中にプリントがあれば箱に入れ、教科書など他のものは再びランドセルに入れる。

その際、翌日の時間割を済ませておけば、3番の問題も同時に解決できる。

箱に入れたプリント類は、私や嫁が確認してサインをし、次女が翌朝ではなく夜のうちにランドセルに入れておけば、当日朝に騒ぐこともなくなるし、忘れて先生に注意されることもなくなる。

4番の衣服に関しても、当日の朝に探すのが手間取るのであれば、前夜のうちから翌日に着ていく服を準備してランドセル横に置いておけばいい。

全ては当日の朝にやろうとするから時間の余裕もなくなってるだけのこと。出来ることは前日のうちにやっておこう。そう次女には伝えました。

三日坊主防止アプリの作戦を次女にも実行させる

前日のうちに準備をしておくことで、当日朝の混乱は緩和されるはず。あとは「遅れてもいいや」「今日ダメでも明日やればいいや」と考えがちな意識を変えなければならない

「あの子はいつも遅刻するよね」というレッテルを「あの子は時間をキッチリ守るよね」という高評価に変えさせたい。

そこで閃いたのが、私自身もiPhoneアプリでやってる「カレンダーを利用して継続記録を付けること」。

次女が「継続することの大切さ」を自覚し始めた

私自身がウォーキングを日々継続できる習慣がついてきたのは、iPhoneアプリのおかげでした。継続記録が途切れたことで「悔しい、自分にムカつく」という気持ちが芽生え、それを繰り返したくないから継続するようになった。

私自身の体験を話し、そして次女に専用のカレンダーを与え、伝えました。

集団登校の集合時間に間に合った日は、カレンダーにマークをつけていきなさい。そのマークが何日間続くか。3日続いたら次は5日。次は1週間、そして1ヶ月と、続いていけば嬉しくなるし、もっと続けようと思う。

昨日できたのなら今日もできるはず。昨日の自分に負けないように。

そして次女の5月の成果は…

翌日から、さっそく効果が出てきました。

まず、あれだけ何度起こしても布団から出てこれなかったのに、最初のアラームが鳴るとすぐ起きるようになりました。寒い季節を過ぎたからってのもあるんだろうけど。

プリントを箱に入れることも、前夜のうちに時間割と洋服の用意を済ませておくことも、私や嫁が言うよりも前に、自主的に実行できるようになってきました。

我が家の朝は、部活の早朝練習のため長男が最初に家を出ます。その次が長女、次に嫁と次女、最後に私という順番。

ところが、カレンダーに色を付け始めてから、次女は長男と同じ早い時間帯に、長男と一緒に家を出るようになりました。朝の支度が最も早い長男を手本にしようと、自分で悟ったようです。

その結果、今までは集合時間に間に合わなかった次女が、集合場所に誰よりも早く到着するようになったと、お友達のママさんから聞きました。準備が前日のうちに済んでるため時間の余裕ができ、「待たせる立場」から「真っ先に行く立場」に変わった。

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↑次女が実際に記録したカレンダー。12日から付いているピンク色のマーカーは「ピアノの練習とお風呂掃除をした」というマーク。4日間ほどマーカーが付いていませんが、以前に比べれば回数が激増してます。

14日から日付の右側に人の絵を描いています。これが「集団登校に間に合った」というマーク。14日以降、全ての登校日で集団登校ができたようです。

カレンダーつけてみてどう思う?と次女に確認してみると、「毎日続くと嬉しい」と答えました。継続することでモチベーションが上がり、明日も、その次も続けようという自覚が次女に芽生えてきたようです。

私も嫁も一切注意することなく次女は準備ができるようになってきました。大きな進歩。

この話を6月1日の夕食時、次女が記録したカレンダーを見せながら「よく頑張った」と次女を誉めました。とても嬉しそうな笑顔の次女。その横で「ふーん」と、なんだか脱力した声音で反応した長男。

「ふーん」という感想が出てくる時点で、すでに他人事なんだよ。お前も何か「今まで続けられなかったこと」を目標に立てて、カレンダーに記録していきな、と長男に伝えました。

長男も今年は受験生。コツコツと勉強する習慣こそが彼には必要なので、なんとか継続させる自覚を身につけさせたいと考えてます。次女が出来るんだから長男も出来るはず。

途切れた時に何を感じるか

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↑iPhoneアプリ「Streaks」で記録している、4月のウォーキング記録。4月2日で連続記録が途切れたことで「悔しい」と感じ、そこで継続することの大切さを初めて自覚できました。

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↑5月の記録。5月7日の1回だけ歩けませんでした。仕事が終わらず、取引先の方を待たせていたため、歩くことよりも仕事を優先させました。継続記録は途切れたけど、お客さんに迷惑をかける訳にはいかないから、後悔はしてません。

6月こそ全ての日にチェックができるよう頑張る。

三日坊主クセの人、やってみるけど続かないんだよなあという人、連続記録を登録できるアプリを活用し、続けることの大切さを認識できるようにしてみましょう。続けば続くほど自信に繋がっていきますよ。

-雑記
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