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新装オープンした門司港駅にやっと来た!過去の駅舎写真と比較してみた

2020年10月13日

ようやく門司港駅の駅舎に再会できた

今回歩いてきたのは北九州門司区。関門海峡を挟んで目の前に山口県下関市が見える九州最北端の門司港エリア。

個人的に門司港エリアを訪問したのが2年半ぶり。門司港エリアでのウォーキング大会となると実に5年ぶりだった。

JR門司港駅

新しくなったJR門司港駅。ニュースでは見ていたが、改築工事完了後の勇姿をようやく自分の目で見ることが出来た。感無量。

門司港駅は、2013年9月から保存修理工事が開始され、かなり長い期間、駅舎が囲いで覆われてしまい見ることが出来なかった。

約5年半の工事が完了し、ニュー門司港駅は2019年3月10日にグランドオープンした。

ちなみに、当ブログでは門司港駅の記事を複数書いていて、昔の写真も残っている。

2012年4月のJR門司港駅

2012年4月のJR門司港駅。まだ保存修理工事前の駅舎。

2013年5月のJR門司港駅

2013年5月のJR門司港駅

工事はこの年の9月開始だったが、既に5月の時点で駅前広場周辺は柵で囲まれた状態だった。駅舎自体の囲いはまだ設置されていない。

2013年11月のJR門司港駅

2013年11月のJR門司港駅。9月に工事が開始され、上の写真のように駅舎は白い囲いで完全に覆われてしまった。

この状態が5年半続いたのだ。ウォーキング大会で訪れる度に白い囲いで覆われた駅舎を眺め、「ああ〜今回もか」と深く溜め息をついていたものである。

JR門司港駅・きっぷ売り場
JR門司港駅内のスターバックス

改装された門司港駅の内部は、明治時代のレトロな雰囲気を醸し出す演出が随所に見られてとても良い。駅舎内に新しくスターバックスもオープンしていた。

いつ来ても美しい門司港レトロエリアを歩く

門司港駅前の広場で受付を済ませ、ウォーキング開始。

関門海峡

元々は鳥取県出身で、ずっと海の前で育ってきた。現在住んでいる北九州市もいろんなところで海を眺めながら生活している。要するに「我は海の子」な訳で、海を見ると昔からテンションが上がる。

スタート前の不安はどこへやら、歩き始めると久々の門司港レトロ地区に「うわあ久々!」「変わってないな!」などと嬉しさが爆発してしまった。

門司港レトロ地区
関門橋
ブルーウィングもじ
門司港ホテル
門司港レトロ観光トロッコ列車「潮風号」

門司港エリアを久しぶりに歩くのが嬉しくて、ひたすら写真を撮りまくる。ここに到達するまで、100枚近く撮影していた。テンション上がり過ぎである。

新型コロナの第2波で大混乱した北九州市

門司メディカルセンター

「門司メディカルセンター」は2020年5月下旬に新型コロナウィルスの感染者が複数発生したことでクラスター認定され、全国ニュースでも頻繁に取り上げられていた。とても気の毒だった。

北九州市は2020年4月末に新型コロナウィルス感染者の発生者数がゼロとなり、他の自治体で多少の感染者が発表される中で感染者ゼロの日が23日連続だったことで「北九州はもう大丈夫」という空気が身近でも露見し始めていたのは否定しない。

約1ヶ月近く感染者が発生していなかった北九州市は、2020年5月末に前述した門司でのクラスター発生を始め、各所で感染者が徐々に増え始める。自分自身も入院する予定だった別の医療機関でクラスターが発生してしまい、入院が延期されるという影響を食らってしまった。

感染者数が全国的に減少傾向だった6月初旬から中旬にかけて、北九州市のコロナ感染者数は反比例するかのように激増し、「第2波」「国内で突出した感染者数」などと各メディアに取り上げられた。

関門海峡

テレビの全国ニュースでも毎日のようにトップで北九州市の感染者数が報じられ、実際に北九州市で生活している我々は本当に恐ろしく、安易に外出する気にもなれず、日々怯えていた。

まだ新型コロナは収束していないが、いろいろな制限が少しずつ解除され、生活も戻ってきている。それでも我々北九州市民は、2020年6月の恐怖を忘れることなく、油断も楽観もせず衛生面での自衛に徹しなければならない。

ノーフォーク広場から関門橋へ

ノーフォーク広場
ノーフォーク広場

門司港レトロ地区と関門橋の中間辺りにある「ノーフォーク広場」は、家族連れや恋人同士、釣り人など多くの人で賑わっていた。みんなキチンとマスクを装着していた。

我々ウォーキング参加者も当然ながらマスクをして歩いている。

めかり観潮遊覧歩道
めかり観潮遊覧歩道

ノーフォーク広場付近から関門海峡のすぐ脇、そして本州と九州を結ぶ大橋「関門橋」の真下をくぐる遊歩道がある。「めかり観潮遊覧歩道」という名称だと今回初めて知った。

この季節は潮風がとても涼しくて心地良いし、関門海峡を往来する船舶の汽笛も響いて風情がある。景色も最高なので、門司港エリアを訪れたら是非とも足を運んでいただきたい。

「門司港レトロ」から少し離れているため徒歩移動の必要があり、特に県外から訪れる人はこの周辺を知らないことが多い。歩くのが苦にならないなら絶対オススメの穴場である。(ちなみにノーフォーク広場に少しだけ駐車場がある)

和布刈神社
和布刈神社

「めかり観潮遊覧歩道」の終点にある、九州最北端の神社「和布刈神社」(読みは「めかり・じんじゃ」)。

和布刈神社

目の前には壇ノ浦(関門海峡)、頭上には関門橋、視界前方には下関市のランドマーク「海峡ゆめタワー」や市立水族館の「海響館」、隣接する観覧車なども見える風光明媚なパワースポット。

この日は長男が就職採用試験で二次面接を受けていた。和布刈神社でしっかり息子の合格祈願もしてきた。

2年前は大学受験、昨年は高校受験と、娘達の受験対応で大忙しだった2年間が終了したと思ったら、今年は長男の就職試験。嫁と共に全力でサポートしている。親は子供のためなら忙しくても頑張れるのだ。

門司港レトロ地区以外も風情がある

めかり観潮遊覧歩道
ノーフォーク広場

和布刈神社でUターンし、復路は高台の県道を歩く。往路で歩いた「めかり観潮遊覧歩道」や「ノーフォーク広場」を県道から撮影。

門司港レトロ観光トロッコ列車「潮風号」

門司港レトロ観光トロッコ列車「潮風号」が和布刈公園下のトンネルを通過するタイミングに遭遇。

東本町1丁目

「東本町1丁目」交差点から南下。海沿いの門司港レトロ地区から一旦離れて市街地へと進む。

プラザ祇園
老松公園
中央市場
中央市場
中央市場
中央市場

中央市場のアーケード内、頭上には微笑ましいメッセージが掲示されている。読みながら歩を進めると楽しい。

栄町銀天街
栄町銀天街
三宜楼

栄町銀天街のアーケードを抜けて進むと高台にある「三宜楼」。1931年(昭和6年)に建造された料亭で、著名人や要人も多数ここを訪れ、その歴史が邸内で紹介されている。少し前に改築され2014年(平成26年)にリニューアルオープンした。

名物のふぐ料理が堪能できる(夜は完全予約制)だけでなく、邸内を見学することもできる(見学は無料)。

九州鉄道記念館
九州鉄道記念館

九州鉄道記念館」。ここには旧国鉄時代の懐かしい車両が多数展示されており、中に乗り込んで見物することもできる。

ウォーキング大会はここでゴール。すぐ近くにあるJR門司港駅まで徒歩で移動し、電車に乗って帰った。

退院してから初めてとなるウォーキング大会参加。不安もあったが、それほど筋肉痛になるわけでもなく、無事完歩できた。体力を取り戻しつつ、また歩き続けようと思っている。

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