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若松駅から響灘北緑地まで歩く初めてのコース設定
今回のスタート&ゴール地点、JR若松駅。天気予報は雨だったが、この時点で少し晴れていた。
今回の若松ウォークが2014年最後の開催。そして週末参加のウォーキング大会としては最後にして最長の距離を歩くことになる。
若松駅を出発。商店街のような区画を歩く。ここを歩くコース設定は初めて。前方に「ホテルルートイン若松」が見えている。
向こうに高塔山が見えている。いつもなら高塔山に向かうコース設定なのだが、今回は行かない。
若松のウォーキング大会で忘れられないのは、2年前(2012年6月)の高塔山登山コース。初めての高塔山でペース配分を間違え、過呼吸となって死の恐怖を味わった。
自分のペースを守ることがいかに大事か、あの時のことは今も教訓として残っている。
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初めての高塔山登山で無茶をした結果、過呼吸で死の恐怖を味わう
2012年6月17日(日)。北九州市若松区を歩いてきました。春~初夏シーズン最後の開催となった今大会。過去2回の高速ペースを維持しようと無理した結果、過呼吸による呼吸困難で死の恐怖を味わうハメになりました。
あまり来たことがない若松駅の周辺。今回は知らない風景ばかりなので、歩いていて楽しい。
国道495号線に沿ってしばらく歩く。この辺りは工場群となっている。これも初めて見た。
若松区は「エコの街」でもある
国道495号線の「響町入口」を右折して進路を北へ。
交差点の角には「北九州エコタウン」などの案内板がある。
いかにも埋め立て地という風景。建物は密集しておらずポツポツと点在している程度。
福岡大学のシステム研究所。この辺りからエコ関連の施設が密集し始める。
北九州エコタウン実証研究エリアというらしい。福岡大学の他に九州工業大学の施設や、企業の施設も並んでいる。
北九州市立エコタウンセンター(北九州市若松区向洋町)。
館内は無料で見学できるとのこと。今回はウォーキングを優先したので中には入っていない。
響灘大橋の緩やかで長い上り坂。
橋の頂上まで来ると、前方斜め左側には海沿いに並ぶ風力発電装置が見えてくる。
視線を右側に移すと、戸畑区にある新日鉄の工場群も遠くに見える。
視線を左側に移すと、ずっと向こうにも大きな橋が架かってる。後ほど、あの橋も歩くことになる。
響灘大橋が下り坂になり、視線の先に響灘(日本海)が見え始めた。
この一帯は「響灘ビオトープ」と言うらしい。広大な空き地ではなかった。
ビオトープはは「生物社会の生息空間」という意味。鳥類や昆虫類、そして植物などを生息させるために作られた自然環境拠点が「響灘ビオトープ」なんだとか。
広さ41ヘクタールで日本最大級のビオトープらしい。
響灘ビオトープのネイチャーセンター(北九州市若松区響町1丁目)。ネイチャーセンターは無料で見学できる。
ビオトープの入場ゲート。ここから先は入場料(大人100円、団体割引80円)が必要。
中は相当広いらしく、戻ってくるまで30〜40分掛かるとのことだったので、今回は入らなかった。
響灘北緑地はデートスポットとして最高かもしれない
ビオトープを通過して直進し、若松の北端まで来た。海沿いにある整備された公園は「響灘北緑地」というらしい。名前も場所も今回初めて知った。
地面にはタイルが敷き詰められ、綺麗に整備されている。公園前には車が20台ほど停められる駐車場もある。
響灘はそれほど荒れておらず、穏やかだった。
すでに6km以上歩いたせいで全身が温かく、11月の寒さなど無視したかのように汗ダクだったこともあり、潮風が爽快で汗もすぐ引き、とてつもなく心地良かった。
すぐ目の前に立ってた風力発電装置。遠くからだと分からなかったが、近くで見るとかなり高くてデカイ。
風力発電装置は、東側に2基、
反対の西側に8基、合計10基が立ち並んでいる。海沿いに建設された風力発電施設としては日本で初めてなんだとか。
目の前は広大な海、風力発電施設も趣きがある。あまり寒い季節だと潮風が身に染みそうだし、逆に猛暑だと日陰がないので避暑に向いてない気もするが、初夏とか秋とか、特別暑くも寒くもない季節なら、恋人たちには最高のデートスポットだと思う。
さすがに11月だからか、それともまだ知名度が低いからか、デートしてるカップルは1組もいなかった。対照的に釣り人はたくさんいた。
若松の自然を堪能しながら帰路も散策を楽しむ
響灘北緑地に別れを告げてウォーキング再開。ここで折り返し、若松駅まで戻るコース設定。先はまだまだ長い。
ブリヂストンの工場。ゴムが焼ける時に漂う独特の焦げた匂いがした。
右側には風力発電装置が並んでる。響灘北緑地にいた時間帯は晴れ渡っていたのだが、天候の移ろう様に不安を感じ始める。
さっき響灘大橋の上から眺めた大きな橋が見え始める。
こちらの橋もなかなか大きい。上り坂が続く。
新響灘大橋というらしい。
橋の左側には太陽光発電のソーラーパネルがズラリと並んでいる。
新響灘大橋の頂上から、先ほど往路で渡った響灘大橋を眺める。
橋の頂上から正面を眺めると、写真中央、遙か遠くに皿倉山が見える。その右手前には高塔山。
市街地に入り、延々と直線道路をゴールに向かって歩く。この辺りは延々と長い上り坂。
長い上り坂が終わり、坂が下り始める。前方に若戸大橋が小さく見える。まだまだゴールは遠いが、初めて見る景色ばかりというのは実に楽しく、疲労はあったものの不快ではなく、気持ち良く歩けていた。
サンリブ若松店。ここを通過するとすぐに海(=洞海湾)が見える。
戸畑区と若松区の間にある中海、洞海湾。海の向こう側が戸畑の街。
若松と戸畑を結ぶ若戸大橋。
JR若松駅に戻ってきた。予想以上に疲れたが、疲労以上に楽しかった。
歩行時間は2時間22分。歩行距離は13.97km。
充実した2014年最後のウォーキング大会であった。