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野望とは、打開する事と見つけたり:「野望の会」福岡初開催に寄せて

2016年1月10日

「話すこと」と「聞くこと」について

Lightning in Paradise
Lightning in Paradise / poorboy1225

自覚はしてたのですが、20代前半の頃は「ひたすら喋る男」でした。

同性異性を問わず、他者との会話の狭間に訪れる沈黙が嫌いで、その沈黙を埋めるために自分が突破口を開くかのように喋り始める。相手が無口だったりあまり積極的に語らない人の場合は、私ばかりが喋ってる状態でした。

いつ頃だっただろう、これではイカンと気付いて、「まず人の話を聞こう」「口を挟んで相手の話の腰を折らず最後まで聞こう」というのを意識するようになり、それからですね。他人と話す時、比較的静かになったのは。

今でもどっちかと言えばオシャベリな部類なのかもしれないし、相手の話の腰を折って自分のエピソードを割り込ませたり、会話途中で早トチリしてピントのズレた返答をする時はあります。

相手の面白いエピソードとすごく似た体験を自分もしていて、「ああーそれ俺も俺も!」と自分の話を語り始め、結局自分のほうが長く話してたことに後で気付いて、「またやってしまった……」とヘコむこと、今でもしょっちゅうあります。

でも基本的には「まず聞こう」という意識を持つようにしてます。話を聞いていると、自分の知らない知識・経験・教訓・結末というのがたくさんあって、それらを得られる驚きや喜びってすごく大きいんですよ。自分ばっかり喋っていては得られないものです。

「野望の会」とは

大下千恵さん(@yawn_c)とお友達になったのは昨年でした。

※いつもは「よーんさん」と呼んでますが、今回は敬意を表したフリして本名で呼んでます。

福岡に来られた際の歓迎オフ会でたくさん話をして、楽しく面白い話で爆笑もしつつ、新鮮で今まで聞いたこともない話もあって、脳細胞を心地良く刺激されるような感覚がありました。

そんな大下さんが始めた「野望の会」というイベント。まず最初に感じたのは、「野望」という言葉のチョイスの面白さ。私も社会人になってから長いですが、まず「野望」なんて言葉を口にしたことないですからね。

野望と聞いて、皆さんは何を思い浮かべます?

私はほら、やっぱり「信長の野望」ですね。薩摩の島津でプレイすると簡単なんですけど、私は伊達が好きなのでいつも東北征伐から始めます。

んなことはどうでもいいんですが、「野望の会」というイベント名を聞いて、どんな内容なのか最初はピンと来ません。

そんな「野望の会」は、回数を重ねて関東圏では昨年8回開催されたそうです。ブログやTwitterなどで告知をいつも見てますが、「満員となったので増席します」というのを毎回見てて、なんだかスゴく盛況で、興味が湧くというか、気になって仕方ないわけです。

信頼のパワー

開催ごとにいろんな方々が感想をブログで公開されていて幾つかを拝見しました。まず感じたのは、参加された方々の満足度の高さ

このイベントは誰もが発表者であり、誰もが聞き手となる仕組み。グループ単位で各々の「野望」を語り、EFカードというツールを使って感想を述べ合うんだそうです。

と聞いてもあんまり意味分からない人いるでしょ? 私もまだ参加したことないので、本質的なところは良く分かってないんですよ。

ただ、

◆そこに否定はない。
◆ニヤニヤが止まらない。
◆聞き手が真剣に聞き、考えてくれる。
◆信頼のパワーが生まれる。

こうした参加者の感想を目にすると、「うわー、これイイなー!」と思うわけです。参加者の皆さんがイベントを終えて、みんな笑顔で語り合ってる光景が目に浮かんだのです。

否定や批判が必ずしもダメとか必要悪だとかは思っていません。厳しい意見を闘わせることで意義あるものが生まれることも少なからずあります。

ただね、職場の会議などでそういうピリピリした空気は致し方ないんでしょうけど、人が集まるイベントだったら、終わってから笑顔で帰りたいじゃないですか。参加して良かった〜! 楽しかった〜! って満足したいですよね。眉間にシワ寄せて帰りたくないですもん。

野望の会、福岡での初開催が決定!

そんな「野望の会」、次回が9回目の開催ですが、遂に福岡市での初開催が実現しました

私が単独で参加するなら日程調整して飛行機のチケット取って東京に行けばいいんですけど、そうではなくて、福岡で開催して欲しかったんですよね。なのでラブコールを送り続けて、大下さんも快諾してくださって、福岡開催が実現しました。大下さんありがとうございます。

先月のハッピーラクガキライフに続き、今回も主催者チームとして携わることになったのですが、今回は「野望の会に参加したくてたまらなかった一人の参加者」としても当日が楽しみでなりません。

2月20日(土)の13時から、福岡市中央区の赤坂で開催します。イベント終了後には希望者による懇親会もありますよ。

https://22b0c6ee8d99c5eeac3097cac0.doorkeeper.jp/events/37270

▲ イベントへの参加応募は上のページからよろしくお願いします。「野望の会」の概要や、過去のイベントの様子、参加者の皆さんの感想など、上のページを見れば一目瞭然です。

「詳しくは応募ページに全て書かれてます!」だけでも良かったんですが、それだと私の存在意義がないじゃないですか(笑) なのであれこれ書かせてもらいました。

私も野望を語りにいきます

2016年1発目のエントリーで「2つか3つ個人的に大きな出来事がある」と書きました。自分なりに年末の時点で2016年の野望を幾つか自分の内にたぎらせてたわけです。

1つめの野望は、「野望の会を福岡で開催してもらうこと」でした。実現することができてとても嬉しく、主催者チームの皆さんに感謝しています。

2つめの野望は現時点で秘密ですが、たぶん「野望の会」が開催される頃にはブログかSNSでカミングアウトしてるんじゃないかな。私のブログを読んでる「ごく一部の知人」は引っくり返るかもしれない。そんな野望。

野望の会では、おそらくその「2番目の野望」あたりを話すことになると思います。全然違うことを話すかもしれんけど。織田や徳川で始めると難易度高いよーとかね。

りくま ( @Rikuma_ )的まとめ

「知り合いがいない」「一人では心細い」「人見知り」、そんなこんなで参加しづらいなーと考えてらっしゃる方々、心配無用です。たぶん大半の参加者は人見知りです(笑)

それは半分冗談ですが、知ってる人同士で参加したとしても、グループ分けの時に意図的にバラけさせると聞きました。つまり4人1組のグループで「知人ばっかり」という内輪な展開にはならないはずです。

ある意味緊張感が増すかもしれませんが、逆に考えるとそれだけ真剣に相手の話を聞くベースがあるわけで、知らない相手だからこそ自らの想いを真剣に語れるという側面もあるのではないかと私は思ってます。

2016年、始まったばかりじゃないですか。おそらく皆さん、大なり小なり様々な野望を胸に秘めて、昨年の自分に打ち克ち、壁を打開して今年は良い年にするぞ! ってメラメラ燃えてるでしょ? 私は燃えてますよ。

自分の思いを真剣におもいっきり吐き出し、相手の思いを真剣に聞いてあげて、自分も他人も嬉しくなれるという時間を共有できる、そんな機会と場所ってなかなか無いと思います。この「野望の会」が誰かのスイッチを押す契機となれたら幸せだな、そう願っております。

多数のご参加、お待ちしております。

http://teleidoscope.org/yabo9info/
http://taichi-akasaka.com/?p=4237

 

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