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米子市に帰省、桜と故郷で初心に還った1週間

2018年3月30日

今年も「初心の桜」を見てきた

先週の途中まで雨続きで気温も低かった北九州市ですが、後半から快晴となり、今日で8日連続の晴れ模様。

気温が下がったため小休止していた花々の開花も再び進み始め、我が街もようやく桜がキレイなピンク色に染まり始めました。今週になり満開となってます。

初心の桜

▲ 桜の季節になると毎年必ず訪れてる、県内某所「初心の桜」。今年も行ってきました。

初心の桜

▲ 「初心の桜」ってのは私が勝手に名付けただけ。

以前、この辺りを配送のアルバイトで毎日巡ってたことがあります。別の世界に飛んで行ってた私が現世に戻ってこれたのは、ここで歯を食いしばって走り回ったから。

あれからもう10年になりました。10年経って、桜の周辺はほとんど景色も変わらず昔のままですが、自分自身を取り巻く環境は大きく変わってます。精神状態も、考え方も大きく変わりました。

桜を眺めながら、今年もまた初心に還ることができました。

初心の桜、自分を映し省みる場所

前職を辞めてから社会復帰するまでの期間、短期間ながら配送業のアルバイトをしたことがありました。その時に出会った桜の木々が以降の人生において重要なスポットになったという話です。

そういえば今年1月に亡くなった父も、7〜8年前にここへ連れてきて、桜の花を眺めたことがあったっけな、などと思い出し、少々感傷的にもなったり。

父が亡くなった直後は実感がなかったのと、メソメソしたくなかったので常に普段通り過ごしてきましたが、最近になって少しずつ父の死を実感し始めています。それでネガティブになったりとかは全然ないんですけどね。

広島グルメの奥深さ

先週末から3日間、実家のある鳥取県米子市に帰省してきました。

昨年3月に帰省した時が数年ぶりの帰省だったのですが、その後昨年12月に再び帰省して以降、これで4ヶ月連続の米子帰省となりました。こんなに頻繁に帰るのは19歳で親元を離れて以降初めてのこと。

昨年12月は父の容態が良くないと聞きお見舞いのため、今年1月は父の葬儀のため、2月は四十九日法要のため。そして今回は納骨。

前回は私一人での帰省だったので新幹線やJRを利用。今回は家族全員での帰省なので車で帰りました。

宮島SA

▲ 山陽自動車道・宮島サービスエリア(上り)。車で米子に帰省する際は、ほぼ100パーセント宮島SAに立ち寄ってます。ここ広いですからね。

広島の牡蠣

▲ 広島で有名な味覚の1つが牡蠣。牡蠣が大好きな嫁や子供たちは、焼き牡蠣の写真を見てテンション上昇。

牡蠣フライ

▲ 昼食はサービスエリア内のレストランで。嫁と子供たちは牡蠣フライの定食を注文。

あなごめし

▲ 家族で唯一、私だけは牡蠣が食べられません(牡蠣だけでなく貝類全般ダメ)。「こんなに美味しいのに損してるねー」と言いながら牡蠣フライを頬張る子供たちの横で、私だけ(これまた広島名物の)「あなごめし」を頂きました。

「あなごめし」は6年前、厳島神社への家族旅行で初めて食べて以来。あなごがホクホクしていてとても美味。

平清盛が造り、奥田民生が唄った厳島神社に行ってきた

8月12日、鳥取に帰省する途中で広島県廿日市市の厳島神社に立ち寄ってきました。大河ドラマ効果もあり多くの観光客で賑わっていましたが、我々一家には平清盛よりも「奥田民生が唄った」馴染み深い場所でした。

宮島牡蠣ラーメン

▲ サービスエリア内のフードコートに「宮島牡蠣ラーメン」の写真。

私は牡蠣を見るのもダメなので「うげえ…」と思ってしまったのですが、これ、牡蠣好きな人だとアリなのかな?

ラーメンと牡蠣の組み合わせは確かに分からなくもないのだけど、

ひろしまレモンラーメン

▲ 「ひろしまレモンラーメン」は見た目のインパクトがスゴすぎて「うわあ…」と絶句。味が想像できない…。ラーメンも好き、レモンも好きなんだけど、これにチャレンジする勇気はない。

天気はいいのに大山が見えない

宍道湖サービスエリア

▲ 初日に立ち寄った山陰自動車道・宍道湖サービスエリア(上り)。天気はいいのだけど、宍道湖がかすんでしまって良く見えない。

北九州市も最近ずっとそうなのだけど、天気良いのに景色が見えないことが多いのは何なんでしょうね。PM2.5なのか、黄砂なのか、ガスなのか。

皆生バッティングセンター

▲ 米子市の実家に着いてすぐ、前回帰省時に子供たちがとても喜んだバッティングセンターへと直行。旅の疲れも全然見せず、豪快に空振りしてきました。

皆生海岸

▲ 米子市滞在中は毎朝欠かさない皆生(かいけ)海岸の早朝ウォーキング。

2日目の朝、皆生海岸から大山(だいせん)は見えず。先月の帰省時も市街地から大山は全く見えませんでした。ここまで見えないと「大山欠乏症」になります。

大山

▲ 2日目の午前に父の納骨を無事済ませた後、大山スキー場に行ってきました。さすがにここからだと大山も見えます。ただし下から大山を眺めた時と同様、ここから市街地や海など「地上の風景」は全く見えず。

写真を撮った場所は大山の第4駐車場。地元の人が「博労座(ばくろうざ)」と呼んでるエリア。

この第4駐車場はスキーシーズン中、超初心者向けのスキーコースにもなってます(私が小学生の時、初めてスキーをしたのもここ)。今回行った際はスキーシーズンが終了しており、駐車場が無料開放されていました。

今回も大山ではいろいろ巡ってきたので、後日別エントリー書きます。とても楽しかったですよ。大山欠乏症も治りました。

美保湾展望駐車場

▲ 大山に上った後は、昨年夏に自動車免許を取って以降、車を全然運転していない長男の練習を兼ねて、国道431号線を北上して米子市のお隣り、境港市までドライブ。この道路は延々と直線なので、初心者ドライバーの運転練習には最適。

上の写真は美保湾展望駐車場というところ。中央少し左に「夢みなとタワー」が見えます(白い建造物)。写真中央付近は境港の漁港。カニとマグロの水揚げ量は境港が日本一なんですよ(ズワイガニは日本における漁獲量の8割が境港です)。

この海岸の近くに米子空港(現在の正式名称は「米子鬼太郎空港」)、それから航空自衛隊の美保基地もあります。これを書いてる数日前、自衛隊の航空機が米子空港に緊急着陸した、とニュースで騒ぎになってました。

皆生海岸と大山

▲ 帰省3日目。朝のウォーキングは(起きるのが少し遅かったため)太陽がずいぶん上へと昇ってしまってました。前日には全然見えなかった大山(写真右上)が皆生海岸からうっすら見えてます。

宍道湖サービスエリア

▲ 米子市から北九州市へのUターン中、山陰自動車道・宍道湖サービスエリア(下り)にて。やっぱり宍道湖はかすんで見えない。

▲ 初日の往路と同様、3日目の復路も山陽自動車上・宮島サービスエリア(下り)に立ち寄りました。

広島お好み焼き

▲ 広島といえば私にとって「お好み焼き」が必須。初日はレストランにお好み焼きがなくて断念したのですが、帰りの下りサービスエリアでもレストランにお好み焼きがなかったので、フードコートで食べてきました。

宮島サービスエリア

▲ 食事の後は久々にサービスエリア内を散策。最近いつも雨だったり(12月に来た際は雹が降ってた)陽が落ちて暗かったりで散策ができず。でも今回は快晴。とても気持ち良かった。

現在スターバックスが建ってる辺り、昔は公園で遊具がありました。まだ幼かったうちの子供たち、ジャングルジムに乗って楽しそうに遊んでたのを覚えてます。ずーっと高速道路を車の中で座り続けだから、子供だってストレス溜まりますもんね。

宮島サービスエリア内の桜

▲ 宮島サービスエリア内の桜は、この時点では蕾がもうすぐ開くぞ、という感じでした。今頃はきっと満開でしょうね。

瀬戸内海

▲ サービスエリアから見下ろせる市街地や瀬戸内海もかすんでしまってほとんど見えず。天候が良い日に望遠鏡で覗けば、ここから厳島神社の海上鳥居も見えます。

優先度の付け方は人それぞれである

今回の帰省前、SNSで「もうすぐ米子市に帰省する」旨を投稿したところ、米子市在住の方から連絡を頂きました。

昨年、検索でうちのブログを知り、幾つかエントリーを読んでくださり、自らもブログで米子市の情報や過去の思い出などを綴りたくなり、ブログ運営の諸々について教えてもらいたい、という内容でした。

私のブログを読んでくださったことで自身もブログを始めたいと思っていただけるなんて光栄だし嬉しいことですよね。自分で教えられることなら、と今回の帰省中にお会いしてきました。

たくさん質問を受け、私自身の考えを伝えてきました。同時に自分自身も初心に還ることが出来た気がします。

たぶん誰に対しても同じことを言うと思うんですけど、私の基本線は「ブログやるなら楽しもう」「無理のないペースで継続させよう」、この2点。

職業としてブログを公開するなら話は違ってきますが、趣味としてブログを運営していくなら楽しくないと続きません。ブログのために他の時間を削り、あるいはブログ執筆の時間捻出に苦労し、そのせいでストレス溜まるようでは本末転倒。

ブログ運営がしんどくなったら、休憩すれば良いんですよ。辞めてしまうのが一番もったいない。でも無理してブログ運営しても自分の糧にはならない。誰かのために、ではなく、まずは自分のためにブログを書かないと。

要はブログに何を求めるかです。アクセスなのか、収益なのか、他者との出会いなのか、日記的活用なのか、文章書きの鍛錬なのか。

今回お会いした方は、小さなお子さんがいる女性でした。お子さんと一緒に散歩してる様子を写真に撮っていて、それを公開したくなった、というのもブログを始めたい動機の一つなんだそうです。

お子さんが大きくなった時、お父さんやお母さんと一緒にいろんな場所へ出掛けて、それが写真となって残り、お母さんの想いが文章になって残る。お子さんが大きくなったら、その文章は親子双方にとって宝物になります。

同じ年頃の子供さんを持つ方々、きっと共感してくれるでしょう。私自身、親の立場で書いてるエントリーも多くありますので(それもあって私に声を掛けてくれたそうです)、同じ立場として共感してもらえる嬉しさはとても分かります。

今回アドバイスした一つとして、ブロガーである前に一人の人間であり、お子さんの親でもあるのだから、優先度の付け方を冷静に考えましょう、ということを伝えました。

今その時、あなたにとって何が最も優先度の高いものなのか。これは人によって、家庭環境によって、職場によって、いろんな状況によって異なります。誰かが言ったから真似すれば上手くいく、というものでは決してない。

そういう話を今回、いつも自分が思っていることを率直に伝えると「ブログ運営と育児の両立をどうするのかが気になってたし分からなかったので、とても参考になりました」と言ってもらえました。

思えば2018年3月、いろんな方々に会う機会がありました。私自身、そして会えた方々の双方とも、ブログを運営していなければ出会えなかった。

このブログ「りくまろぐ」も運営7年目に入りました。今年に入って週報「今週の戯言」を開始しましたが、単に1週間の振り返りだけしようと思ってたら、過去何年か(下手すれば何十年か)の振り返りを得る機会にもなっていて、始めて良かったなと思ってます。

やっぱり「やってみなければ分からない」ってことなんですよ。6年続けてこれたから新たに生まれたものもあるわけです。

いよいよ新年度の始まり。自分の持つ想いを整理する良い機会が得られた1週間でした。4月からもマイペースでやっていきます。

以上、今週の戯言(たわごと)でした。

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