朝から来る人もいるんだね
↑ 今回のスタート地点、JR浦田駅。駅の西側から近付いたことはあるけど、東側から駅舎を見たのは今回が初めて。
↑ まずは市民公園の木々の中を抜ける。
↑ 飯塚オート。
↑ 時刻は午前8時過ぎ。駐車場に車はなかったけれど、前売り券発売所の前にはそれなりに多くの車が停まってた。
↑ 突然、見覚えのある景色。たまごん工房の近くじゃないか。飯塚市街地からたまごん工房へ向かう際に何度か車で通ったことがある。
「大門坑跡」を初めて知る
↑ 右も左も田園。前方には山。
↑ 庄内川。
↑ 大門坑跡(おおかどこうあと)という場所の入口に着く。コースマップにもデカデカと書かれていて、今回のメイン場所らしいのだけど、この時点で大門坑跡が何なのか知らない。
↑ 前方にテントが設営されていて、関係者の方々が「休憩していってくださーい」と声をかけてくれた。
↑ お言葉に甘えて冷たいお茶とお菓子(チロリアン)をいただく。写真を撮ったらみんなに爆笑された。ブログのネタなので写真撮っただけなんだけど、一般の人には「なんでお茶の写真?」って思われちゃうんだろうな。
↑ ここは元炭鉱で、昭和38年3月に閉山し、炭鉱も閉鎖されたんだとか。
↑ 閉山以降は人が入らず、雑木林などが成長したせいで炭鉱施設などが残されているかも不明だったのだけど、平成22年の調査で多くの遺構が発見されたんだって。
↑ 大半の施設跡が土の中に埋もれちゃってたのだけど、上の写真にある「捲揚機台座(まきあげきだいざ)」だけは雑木林の中から最初に見つかって、ここから調査が始まったんだとか。
↑ 機械台座の跡。
↑ 丘状になってるボタ集積場の上から見下ろすとこんな感じ。中央が副坑道で、右が主坑道。
炭鉱夫さんたちが地下に入る入口として作られたのが主坑道で、捲揚機台座の位置から推測して延長線上を調査したら、この主坑道が土の中から発見されたのだとか。
↑ 石炭などを掘った際に出る捨石(=ボタ)がどんどん積み重なって出来たボタ山。石炭で大いに繁栄した筑豊地方(田川、飯塚、直方、宮若など)のいろんなところにボタ山がある。
↑ 主坑道…のつもりで撮影したけど、後で確認したらこっちは副坑道だった。副坑道は炭鉱夫さんたちが地下へと進む入口というよりも、坑内換気のための排気口として使われていたのではないか、と資料に書かれてる。
↑ 手前から選炭機、水洗機、貯炭場、積込場の施設跡。それぞれがどんな用途だったのかは、資料にもあんまり詳しく書かれてない。
昭和期の炭鉱なので「ものすごく古い遺構」って訳ではないのだけど、筑豊地方ってのは石炭で栄えたエリアであり、炭鉱跡を見る機会は今まで無かったので、貴重な体験ができた。
鳥羽池を初訪問
↑ 大門坑跡の見物を終えてウォーキング再開。いきなり「見たことある景色だなぁ」と思ったら、墓参りの時によく通る県道だった。やっと位置関係が分かった。
↑ 「仁保」交差点。25年前、大学時代の友人がこの近くに住んでた。ここから北九州市内の大学まで毎日車で通ってたのだ。片道1時間半くらいかな。
友人が住んでた頃、この辺りの地名は「嘉穂郡庄内町(かほぐん・しょうないまち)」だった。
↑ 飯塚庄内田川バイパスが前方遠くに見える。
嘉穂郡庄内町は飯塚市に吸収合併され、「庄内」という住所表記は消えてしまった。施設名や店舗名、バイパス名などに「庄内」という名称が残っている。
↑ 再び庄内川。
↑ 鳥羽池というところに初めて来た。
↑ 池の中央に橋が架かっている。
↑ 橋の中央から北側を撮る。
↑ 池の外周をグルリと歩く。
↑ さっき渡った橋が見える。
一時期、北九州市にはスケートリンクがなかった
↑ 国道201号線に出た。ここは歩道が広いので歩きやすい。
↑ 近畿大学の福岡キャンパス。産業理工学部や分子工学研究所がある。
↑ 中に入ったことはない。
↑ 完全文系人間の私には生涯縁のない場所。
↑ 飯塚アイスパレス(アイススケート場)。今から8〜9年ほど前だったか、1回だけ家族で来たことがある。長男も長女もまだ幼稚園児で、私自身は今より30kg以上太ってた頃。
当時、北九州市内に複数あったアイススケート場が全部潰れてしまい、スケートリンクが市内に1つも存在しなかった。現在は冬季になると小倉北区の「西日本総合展示場」でアイススケートリンクが設営される。
↑ ゴール地点、JR新飯塚駅。
↑ 歩行時間は1時間54分。歩行距離は11.38km。
大門坑跡でゆっくり見物したのでペースが落ち、後半残り数kmでめちゃくちゃ飛ばしたので(だからアイスパレス→新飯塚駅の写真を一切撮ってない)、トータルで平均的なペースだった。
りくま ( @Rikuma_ )的まとめ
飯塚市には仕事でよく訪れるし、ウォーキング大会でも数多く歩いているので、数年前に比べれば遙かに土地勘も付いたし、知ってる場所も多くなった。
さらに旧庄内町は大学生だった25年ほど前の時点から来ているので、懐かしい道や場所も幾つかある。
しかし今回歩いたコース、たとえば飯塚オート周辺や鳥羽池は初訪問で全く知らない場所だったので、とても新鮮だった。
また、近畿大学や飯塚アイスパレスなどがある付近は不思議と縁がなく、ここ数年は一度も来たことがなかったので懐かしくもあった。
今回のコースは昨年の同時期にもウォーキング大会が開催されてたのだけど、子供のイベントが入ってしまったため不参加だった。今回歩いてみてなかなか楽しかったので、来年もスケジュールが空いてれば参加しよう。