30年ぶりの天王寺動物園を前に胸イッパイ【大阪旅行その3:天王寺編】

天王寺駅でいきなり道に迷う

→大阪旅行その2:長居編からの続き

地下鉄・御堂筋線の長居駅から、「千里中央方面」の地下鉄に乗車。

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午後0時20分、天王寺駅に到着。長居から3駅目で、移動時間は7分。改札を抜けると長居駅よりも人が多い。

地下通路を通って、どの出口から出るのが効率いいのかは、事前プランの際にGoogleマップへ書き込んでおいたのだけど、地図を見ても複雑すぎてよく分からない。

実際に現地で案内板を見て確認するしかないなー、と思ってたのだが。

現地で案内板を見たけど、まったく分からんわ。とりあえず地上に出てみるしかない。

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出てみた。写真を見ると「6番出口」だったみたい。

この記事を書く直前に地図で確認したら、6番出口でも悪くはなさそうだったみたいだけど、現地でここに出たら、目の前は歩道も含めて道路が工事中。複雑怪奇な状態になってたし、道路の向こう側にどうやって渡れば良いのかがサッパリ分からなかった。

ワケが分からな過ぎてあ然としてしまったので、いったん地下に戻った。

ここでiPhoneアプリの「Evernote」を開き、事前プランを確認。

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カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ
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事前プランには、地下街の「あべちか」というところまで歩いて、そこの10番出口を出るのが最短、と書いてある。

おっけー。「あべちか」に向かうのね。それなら案内板にも書いてある。

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「あべちか」と表示されている一角に到着。10番出口を探すのだが、見当たらない。また迷った。

ええーい、もうどこでもいいから外に出てしまえ。どんどん予定より遅れてしまう。

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出てみた。信号がある。交差点の名前を見ると「天王寺駅前」と書いてた。ここで正解。

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交差点は正解だったんだけど、出る場所が不正解だった。本当は交差点の「駅側」に出るつもりだったのに、道路の反対側に出てるじゃないか。写真中央に写ってる階段が、それこそ10番出口なんじゃないかな?

地図で確認したけど、自分が出たのは何番出口だったのか、これを書いている今も分からない。

私は子供の頃に約6年間、和歌山県に住んでいた。電車に乗って(当時はJRじゃなくて、まだ国鉄だった)大阪まで来ると、ここ天王寺駅が阪和線の終点なので、バスや環状線などに乗り換えることになる。

今回はJRの駅には入らなかったのだけど、昔はいつも阪和線のホームに降りて、これ以上線路がないことを示す×印の看板を見るのが好きだった。あれを見ると「大阪に来たー!」とテンション上がってた。今もまだあるのかな。

信号を渡ってJR天王寺駅の側に進み、それから「玉造筋」という道路を進むのがプラン。

人通りの多い方に私も釣られて進んだのだが、それが間違ってた。なんか様子がおかしい。ずっと駅のすぐ脇を歩いてる。駅のホームが金網越しに見えている細い路地。

そっか。ここであのアプリを使えばいいんじゃないか。

iPhoneアプリの「My Maps Editor」を起動。アプリで現在地と事前プランを比較し、謎が解けた。道が1本ずれてた。確認して良かったー。

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アプリのおかげで無事に本来歩くはずの「玉造筋通り」に来た。アプリの指示に従い、ここをしばらく進んでから左折。

神社めぐり、そして今回初めて行った四天王寺

左折してしばらく路地を直進。時々iPhoneで現在地を確認するのだが、GPSの感度が悪いのか、カクカクした動きで現在位置が正しいのかどうか分からない。

風景を楽しんだり、iPhoneをチェックしたり、キョロキョロと視線が定まらないまま歩いていたら、あれ? 最初の目的地を通過しちゃってる?

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最初の目的地は「庚申堂」というお寺。事前に買った大阪の散策ガイドブックで紹介されていた。

ガイドブックを見ながら歩いてたら、もう少し早く気付いたのかもしれないけど、今回ガイドブックは持参したものの一度も見ることなく、すべてiPhoneのおかげでルートや場所を把握できていた。

ただ、ガイドブックやGoogleマップなどの「平面図」では、坂などのアップダウンも分からないし(ちなみにガイドブックには高低も書かれてたが見てなかったw)、距離の感覚も実際に歩いてみないとつかめない。

地図ではもっと距離があると思ってたのに、想像よりも遙かに早く着いちゃった。なので最初、「本当にここか?」と疑った。

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境内に入ると、庚申堂と書かれた看板があった。やっぱりここだったか。

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石碑と、満開の桜。

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本堂もなかなかの大きさだった。

http://www.travel.kotomeguri.com/osaka/otera/tem_koshindo.html
庚申堂 | 大阪旅行・観光めぐり
大阪市天王寺区堀越町2-15
06-6772-9420
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事前プラン作成の時に読んだガイドブックの記憶と、iPhoneアプリで表示している地図と、実際に歩きながら見ている風景、それらの距離感覚が次第に一致してきた。ってことは、次の目的地はけっこう近いということだぞ。

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庚申堂から徒歩2分ほどで、次の目的地「超願寺」が見えた。ここもガイドブックで知った。

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江戸時代に活躍した、浄瑠璃の「義太夫節」の創始者である竹本義太夫(たけもと・ぎだゆう)のお墓があるお寺。

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超願寺を通過し直進。2つめの信号が「天王寺南門前」交差点。四天王寺の門が見えてきた。実はここも今回ガイドブックを見るまで知らなかった。

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これが南門ということになるのかな?

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さらに進むと「中門」に到達。

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中門には2体の大きな仁王像がまつられていて、通称「仁王門」とも呼ばれているんだって。左が密迹金剛力士、右が那羅延金剛力士というらしい。

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五重塔が見えてきた。Googleマップなどを見て頂ければ、分かる人はすぐピンと来ると思うのだけど、四天王寺は五重塔や金堂、中門、講堂の並びが奈良の法隆寺と同じ感じで、南北にピーンと一直線になってる。

ガイドブックで見た時、配置が法隆寺みたいやなーと思ったのだが、調べてみるとどちらも「四天王寺式の伽藍配置」という建造方式なんだって。

ちなみに、法隆寺には一度も行ったことがない。修学旅行で行くはずだったのだけど、旅行直前にコースが変更されてしまったのだ。行ってみたい。

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西重門に到達。中に入ろうと思ったら、ここ有料だったのねー! ガーン!

第2話の長居編でも書いたのだが、今回の旅行では地下鉄乗り放題のエンジョイエコカードを買った。

このカードがあれば入場料割引の特典もあったし、そもそもそんな高額な入場料ってわけでもないので、ケチらず中に入ろうかとも思ったが、時間の遅れも気になってたので今回は断念。また次に来たらゆっくり中も見学します。

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無料で周れるエリアだけもう少し見ていくことにした。北西にある北鐘堂。

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北側にある六時礼讃堂。

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六時礼讃堂のすぐ前にある石舞台。重要文化財という立札があった。

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西大門を出て、次の目的地へと向かうことにした。

http://www.shitennoji.or.jp/
和宗総本山 四天王寺*
大阪市天王寺区四天王寺1丁目11-18
06-6771-0066

子供の頃、毎年訪れていた場所だった

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大きな通りに出て、「四天王寺前」交差点を横断した後に左折。この通りは「谷町筋通り」というらしい。

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道路脇の壁に動物の絵が描かれている。動物園がいよいよ近付いてきたんだなー、と胸が躍る。

前述したとおり、子供の頃に6年間ちょっと和歌山県に住んでいたのだけど、一年に一度は必ず天王寺動物園に来ていた。学校行事で来たり、大阪にいる親戚の家に遊びに行った際に連れて行ってもらったり。

あの頃、私にとって大阪といえば半分は「天王寺動物園」のことを意味してた。

今回、中に入る予定はなかったけど、どうしても天王寺動物園の近くまでは来てみたかった。なんせ30年ぶりだもん。当時の記憶なんて全然残ってないし、見覚えのある景色なんて一つもないだろうけど、とにかく来たかった。

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その前に一つ寄り道。これもガイドブックに紹介されていた「堀越神社」。聖徳太子が建てたと言い伝えられているのだとか。

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こちらには樹齢550年を超す「ご神木」がある。神秘のパワーをおすそ分けしてもらった。

http://www.horikoshijinja.or.jp/
浪華茶臼山・堀越神社*
大阪市天王寺区茶臼山町1-8
06-6771-9072
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堀越神社を出て、来た道を少しだけUターンしてから左折。茶臼山古墳の北側にある脇道に入る。

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天王寺公園は柵が張り巡らされていて中はチラッとしか見えなかったけれど、ここの桜も満開になっていた。

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遠くに通天閣も見え始めてきた。

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天王寺公園の中央部分を横断する形になっている一般道を南側に進む。公園内ではないので無料で通ることが出来る。(公園内は入場料が必要)

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天王寺動物園、遂に戻ってきた。30年ぶり。

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天王寺公園内の東側にある市立美術館の入口。

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Googleマップで見て、「なぜここは公園内なのに一般道扱いなのか」が全然分からなかったのだが、実際に来てみて理解できた。

ここは公園内ではなく立体歩道のようになっていて、動物園の敷地はこの歩道の下に広がっている。正面には阪神高速、右側に通天閣が見える。

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立体歩道の両側は半透明の壁が設置されていて、動物園の様子をうかがうことはほとんど出来なかった。

隙間から少しだけ見えたけど、やっぱり30年も前の記憶は残ってない。見覚えのない景色ばかりだった。それでも感無量になり、しばらく動物園の中を眺めた。涙が出そうになった。

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「スパワールド・世界の大温泉」の建物も見えた。当初の予定ではこの建物のすぐ前まで行って写真だけ撮ってくる予定だったが、時間が遅れていたし、ここで写真も撮れたので、満足して今回は行かなかった。

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動物園の西側にある「新世界ゲート」という出入口の上側にあたるところ。階段を降りて下に行く。

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こちらが「新世界ゲート」。ここで動物園の敷地は終わり。

道路を挟んだすぐ隣りには、動物園のホノボノしたエリアとは別次元ともいえる、商人(あきんど)の思惑がうごめく通称「新世界エリア」が広がっている。

「新世界」とはよく言ったもんだなーと、信号待ちをしながら道路の向こう側を眺めて感心してしまった。そこらへんは大阪人の独特の感性というか、「シャレっ気」ってやつなのかな。

余談・気付いたこと・感じたこと

◆天王寺駅の出口で迷い、駅前の道路を間違え、動物園で感無量になってノンビリし過ぎたり、いろいろ時間を喰ったので遅れがさらに増え、この時点で事前プランより15分遅れになってしまっている。

◆超願寺に行った最大の目的は「竹本義太夫のお墓を撮影すること」だったのだけど、境内に入ったら他にもお墓がワーっとたくさんあって、撮影したら申し訳ないな、という気分になったので、入口と本堂しか撮影しなかった。

◆「市立美術館」のチケット売り場にて、外国人2名が券売機でチケットを購入する方法が分からず困ってる様子だった。日本語が喋れず係員との意思疎通も出来てなかったので通訳してあげたかったけど、なんせ時間がなくて慌てていたのでスルーしてしまった。チカラになってあげたかった。本当にごめんなさい。

大阪旅行その4:新世界編に続く
 

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(最終更新:2016年12月14日)コメントComments Off
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