先着250名限定の景品をもらった
↑ 土曜の朝8時30分。ウォーキング参加者以外にあんまり人はいない。受付で100人近く並ぶ行列にゲンナリした後、ようやくスタート。
↑ いつも混雑してる駅前の交差点だけど、まだ車少なめ。
↑ 吉野家だけど、昔ここはケンタッキーフライドチキンだった。私はKFCのチキンを人生で1回しか食べたことがない。その唯一の食事がここだった。
↑ 京町銀天街を突っ切ると、すぐ目の前が紫川。大型商業施設のリバーウォーク北九州、その左には北九州市役所も見える。
↑ 室町商店街へ。ここ初めて。
↑ JR西小倉駅。ここに昔あったスタジオ&ライヴハウスによく来てた。バンドしてた頃。
↑ まだあった! スゲー!! ここ1990年オープンらしい。私が利用してたのもその頃。
↑ 愛宕神社。
↑ 先着200名の景品プレゼント(コンペイトウ)をいただく。
↑ 神社を通過すると急に下り坂。歩くスピードも加速。
↑ 坂を下りていく途中で見晴らしの良い場所。遠くに見えるのは東芝の大きな工場。北九州に東芝の工場があるなんて知らなかった。
※この直後、東芝の北九州工場が2012年度で閉鎖されることが発表された。
高齢者にはツライぞ
↑ 板櫃川。「いたびつがわ」と読むんだそうだ。
↑ しばらく河川敷の遊歩道を直進。
↑ 再び都市高速の下を通過。左の赤いのはパチンコ屋。
↑ 河川敷の遊歩道はここで終了。堤防の上にある歩道に戻り、写真正面に写ってる橋を右に渡る。
↑ 到津八幡神社の鳥居。
↑ 鳥居を通過し、数十メートル進むと階段。すごい傾斜。段数もけっこうある。
↑ ヒザの悪い人や高齢の参加者は、ここ相当キツかったと思う。
私はと言えば、筋力的に以前よりは自信もあったし精神鍛錬だと思って、おりゃー! と一気に駆け上ったはいいが後半バテバテ。大後悔。自分が決して若くないというのを忘れてた。
↑ 階段ようやく終わったと思ったら、まだ続きがあった。すみませんでした許してください。
↑ ようやく境内に到着。干し上がるかと思った。
↑ 数分だけ休憩してウォーキング再開。
↑ ここから三角のオニギリを転がしたら、地上に着く頃には丸い形になってるだろう。
♪らぁぶれたー ふろーむ かなーだぁー
↑ 昔、ここを通勤で毎日通ってた。歩くのは今回初めて。
↑ 東筑紫短大、そして九州栄養福祉大学の前を通過。
↑ 福岡地裁の小倉支部。小倉北区の金田にある。
↑ 金田の読みは、「かねだ」ではなく、もちろん「きゃな~だ~」でもなく、「かなだ」。
↑ 金田の交差点は信号のタイミングが独特。慣れてない人は信号をキチンと見ておかないと必ず後ろの車からクラクションを鳴らされる。
コンサート会場と同時に結婚式場なんだよ
↑ 北九州市埋蔵文化財センター。初めて名前を聞いた。
↑ あれ? この建物は厚生年金会館だっけ? 久しぶりに来たから記憶が薄れている。
↑ ああ、やっぱりそうだ。厚生年金会館。帰宅してから調べたら、九州厚生年金会館は2010年の3月で閉館したんだとか。現在はアルモニーサンク北九州ソレイユホールという名前なんだって。
九州厚生年金会館といえば昔は北九州市でもっともメジャーなコンサート会場だったんじゃないかな。有名アーティストの全国ツアーで北九州の会場と言ったら昔は大抵ここだった気がする。
結婚式場としてもメジャー。広くて綺麗だけど料金も比較的手ごろという評判だった。私と嫁が結婚する時、式場探しをしてる中で厚生年金会館も候補の一つだったので話を聞きに一度だけ行ったことがある。
我々が結婚式をする時期、厚生年金会館は改装工事に入る予定なので、結婚式披露宴の予約を受け付けていないと言われてしまった。仕方がないので帰ろうとしたのだけど、トイレに行きたくなってしまった。
近くのトイレが工事してるとかなんとかで入れないので奥にある別のトイレに案内します、と女性スタッフに言われ、嫁をフロアーに待たせて私だけスタッフの後について奥へ。
トイレに入ると先客が1名。彼は右端で用を足していた。私は一つ開けて左端の便器を使用。しばし沈黙。
先に済ませた彼は手を洗いトイレを出て行った。すぐ私も終わり、手を洗ってトイレの外へ。あれ? 案内してくれた女性スタッフがいない。そして道に迷う。ホールの中をテキトーに歩くがさっき通ったルートと確実に違う。
前を見ると、さっきトイレで一緒だった彼が向こうを歩いている。その人についていけば出口にたどり着けるに違いないと根拠なく確信。その人も私と同じく「結婚式場の説明を聞きに来た人」だと思い込んでた。服装ラフだったし若かったし。
ホッとしながら彼の5メートルほど後ろを尾行。しばらく進むと、別の若い男に声をかけられた。
「えっと、マスコミの人?」
は?
「違うの? アンタ誰?」
誰って言われてもな。名乗っても俺のこと知らないだろ。
「ちょっとちょっと、ファンの人?」
なんでオマエのこと好きにならなきゃいけねえんだよ。
「困るんだよねー。どうやって入ってきたの?」
正面玄関からだよ。
「ここはアンタが来る場所じゃないんだよ分かる?」
結婚すんなと言いたいのか、テメエは嫁の父親か。
そこへようやく、さっきの女性スタッフが戻ってきた。終始ヘラヘラ笑ってる若い男。不愉快モードの私。二人に頭を交互に下げて謝る女性スタッフ。トイレで一緒だった彼はどこかへ消えていた。
女性スタッフに誘導され、ようやく正面玄関へ。待ってた嫁が「何してたの?」と不思議そうな表情。訳の分からない男に絡まれてムカついたと説明。再び謝る女性スタッフ。
正面玄関から外に出て駐車場へと向かう途中で、不思議な集団に遭遇。服装は上下とも黒。持ってるバッグや傘や小物も黒。口紅も黒。全身が見事に黒づくめ。その数およそ50人くらい。全員が女性。そして全員が黒。
伏し目がちに集団の横を通過する私と嫁。すっげー怯えてる嫁。「誰かのコンサートが今日あるのかな? エックス?」
確かに当時、女性ファンたちが黒づくめと言ったら、X (現在のX JAPAN)くらいしか思い浮かばなかった。
駐車場にトラックが停まってた。側面にデカデカと文字が。
LUNA SEA
ルナシー? 聞いたことないな。当時、私も嫁もルナシーを知らなかった。
その後、LUNA SEA が超メジャーな存在となり、音楽番組に出演している彼らをテレビで見ていて私は驚く。トイレで連れションした、あの男がいる!
彼こそがLUNA SEAの寡黙なギタリスト、INORANだった。
ってことは、あのとき私にケンカ売った若いヘラヘラ男はツアースタッフか何か?
INORANとは会話もしてないし目も合わせてないし、単にトイレで隣り合わせただけ。でも私は勝手ながら彼に対してとても親近感を抱いている。
厚生年金会館で話がそれまくった。閑話休題。
北九州の台所、旦過市場
↑ 広い広い芝生の広場。「万葉の庭」というらしい。
↑ 正面が井筒屋、左が市役所。
↑ 夏に長女と行った市立図書館。
↑ 小倉城、その後ろにリバーウォーク。古いのと新しいのが混じる不思議な景色。
↑ 小倉城がミニチュア模型みたい。
↑ 下の方にテントがたくさん並んでる。なんだろう。
↑ エコライフステージ2011というのが開催されてたらしい。
↑ 北九州市役所。
↑ ホテルクラウンパレス小倉。左は代々木ゼミナール。
↑ ブックセンター・クエストの小倉本店。小倉北区に住んでた頃、本は必ずここで買ってた。
↑ 北九州の台所、旦過市場。ここに来るのは本当に久々。
↑ 買い物客の狭間を高速で通過するウォーキング参加者たち。それを「なんだ?」と不思議に眺める市場の人たち。
↑ 旦過市場を抜け、モノレール旦過駅を左折。ゴールまでもうすぐ。
見慣れた歩道橋がそこにない風景
↑ 平和通歩道橋交差点。
以前ここには大きな立体歩道橋が設置されていたのだけど2011年に撤去され、写真のような景色に変わってしまった。撤去されてから実際に見たのは初めて。すごく不思議な気分になった。私が福岡にやって来て小倉に住むようになって、毎日当たり前のように存在してた歩道橋が消えた。
↑ 北九州モノレールの平和通駅。まだ私が小倉に住んでた頃、ここの名前は「小倉駅」でモノレールの終点だった。
↑ 1998年の4月にモノレールがJR小倉駅まで伸びて連結が完了。私は小倉北区から転居していたため、モノレールがJR小倉駅に入っていく姿を初めて見たのはずいぶん後になってから。
↑ ギラヴァンツ北九州のポスター。2010年にJ2昇格、その年は年間わずか1勝しか出来なかったチームが2011年は大躍進。
↑ 勝山通り交差点。モノレールとJRが連結してない頃は、ここの交差点で信号待ちする歩行者で大混雑してた。
↑ 小倉コレット。1993年に小倉そごうとして華々しくオープン。しかし、そごう本体の経営破たんで小倉そごうは2000年に閉店。2002年に「玉屋」として営業開始。でもその年に閉店。2004年に「伊勢丹」として再出発するも2008年に撤退。現在は井筒屋系列の「コレット」として営業してる。
↑ コレット前の歩道橋からJR小倉駅を見ると、こんな感じ。
↑ 反対方向、モノレール平和通駅を見ると、こんな感じ。
↑ JR小倉駅前にある、小倉祇園太鼓の銅像。
↑ 良いタイミングでモノレールが到着。モノレールがJR小倉駅に乗り入れていく光景を見慣れてないので、今でもすごく新鮮。
知ってる景色も知らない景色も、全部ひっくるめて久々の小倉は楽しかった。