[Я]ギラヴァンツ北九州の新スタジアムが着工されたので見に行ってきた

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いよいよ新スタジアム建設が動き始めた

北九州市を本拠地とするサッカーJリーグ、ギラヴァンツ北九州。2014年シーズンはJ2で闘い、最終成績5位という大躍進を遂げました。

本来、5位という成績ならJ1への昇格をかけたプレーオフに進出できるのですが、現在ホームスタジアムである八幡西区の「本城陸上競技場」がJ1開催基準のひとつである「ホームスタジアムの収容人数が15,000人」という条件を満たしていないため、プレーオフには出場できませんでした。(本城陸上競技場の収容能力は最大で約10,000人ほど)

この収容人数問題は以前から認識されており、新スタジアム移転について様々に議論されていたのですが、北九州市小倉北区のJR小倉駅北口に建設されることが2013年に決定されました。

そして先日、建設予定地にて起工式が行われたとニュースで報じられていました。

 サッカーJ2・ギラヴァンツ北九州の新たな本拠地となる新競技場「北九州スタジアム」の起工式が16日午前、北九州市小倉北区の予定地であり、北橋健治市長ら関係者約170人が工事期間中の安全を祈願した。2017年3月のJリーグ開幕から使用する予定。(中略)2.7ヘクタールの敷地に6階建てメインスタンドなどを設置し、約1万5000人を収容する。

 ギラヴァンツの現在の本拠地、本城陸上競技場(八幡西区)は約1万人収容で、ホームスタジアムの収容人数を1万5000人以上と定めたJ1昇格の条件を満たしていない。このため、昨シーズンは、J1昇格のためのプレーオフに進出できる6位以内(5位)に入りながら、出場できなかった。

 北九州スタジアムは小倉駅近くの海に面しており、Jリーグ本拠地のうち、新幹線停車駅から最も近い競技場となる。将来的に五輪代表の公式戦開催も可能な2万席以上に拡張可能な構造にした。

via:毎日新聞(2015年4月16日)

新スタジアムの正式名称は「北九州スタジアム」ですが、おそらくネーミングライツでスタジアム名称が変更されると思います。北九州市に本社がある「全国的な知名度を持つ企業」も幾つかありますし(地図とかタクシーとか便器とか)。

※ネーミングライツとは、施設側が企業側に命名権を売り、施設の名称に企業名やブランド名などを付ける契約のことです。福岡ドームが「ヤフオクドーム」になったり、渋谷公会堂が「渋谷C.C.Lemonホール」になったのもネーミングライツです。
Kitakyushu stadium
img via:Qoly

↑ JR小倉駅北口が新スタジアム建設地として決定された際、メディアに公開されたイメージ図は上のようになってました。小倉駅から徒歩5分という抜群の交通アクセスと、スタジアムが海に面しているというユニークな構造。

「海側のスタンド部分の一部は海の上にせり出す形で建設される」との報道もありましたが、その後に「その案は消えた」「いや消えてない」と情報が錯綜していて、何が本当なのか私もよく分かっていません。海の上になるかならないかは正直どうでもいいですが、スタジアムの完成は本当に待ち遠しい。

前置きはこの辺にして、新スタジアム建設が始まったとのことですので、早速現地に行ってきました。

当たり前だが、まだ工事は始まったばかり

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↑ 北九州国際会議場(北九州市小倉北区浅野3丁目)。ここに隣接した敷地がスタジアム建設予定地だと聞いたのだけど……。

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↑ おお。国際会議場の先で何やら工事をしてる様子。

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↑ 海側ではなく、道路側の工事が始まっていました。イメージ図によれば、ここがスタジアム入口になり、メインスタンドも道路側になるはず。

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↑ まだ起工式から2週間も経ってないですので、当たり前ですがスタジアムの「ス」の字もありません。何か掘ってるだけ。

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↑ 2017年3月にはスタジアムで試合開催予定だと報道されてましたが、約2年で完成させるってことか。

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↑ スタジアム建設予定地のすぐ近くに、愛媛県の松山と小倉を結ぶフェリーの乗り場があります。

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↑ 2015年現在、四国に本拠地があるJリーグのサッカークラブは「愛媛FC」「徳島ヴォルティス」「カマタマーレ讃岐」の3つ。

それらのサポーターの方々がギラヴァンツとのアウェーゲームで北九州に遠征する場合、フェリーで来れば新スタジアムがフェリー降りて真横ですので、アクセスめちゃくちゃ良くなりますよ。小倉駅近辺にはホテルも多数ありますし、今までの本城陸上競技場までの遠征と比べれば雲泥の差なんてもんじゃない。

海の部分はどうなるのだろう

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↑ 道路側は工事が始まっていましたが、スタジアム本体の建設スペースは現在まだ手つかず状態でした。以前ここって駐車場か何かだったかな。しばらく来てなかったので覚えていません。

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↑ 建設スペースのすぐ横が海。

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↑ 海側に降りてみました。ちょっとした港みたいになってます。ここもおそらくスタジアムの一部に変わるのでしょう。

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↑ 岸壁のどこら辺までスタジアムが来るのかな。

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↑ 岸壁からスタジアム予定地を撮ってみました。港と建設予定地の間には鉄柵があるんですけど、私は背が高いので、柵の上に手を伸ばしてiPhoneで撮ってます。

海側と反対側にメインスタンドが作られるので、スタジアム完成後はこの位置がメインスタンドの真正面になります。

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↑ 左側には国際会議場、西日本総合展示場、AIMビル、さらにリーガロイヤルホテル小倉なども見えます。スタジアムが完成したら、おそらく背の低い総合展示場などはスタジアム席から見えないと思いますが、どんな風景になるんだろうなぁ。

建設予定地を上から撮影

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↑ 建設予定地を上から眺めると、こんな感じになってます。工事が始まってる道路側の場所は、スタジアム前広場みたいなスペースになるんでしょうね。

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↑ 完成予想図から察するに、おそらくスタジアムは赤線で囲んだ部分になるはず。海側のどこまでスタジアムが伸びるかは不明。

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↑ スタジアムとフェリー乗り場の距離感、こんな感じです。フェリー乗り場の手前には西日本総合展示場の駐車場があり、30分100円(24時間最大600円)。

新スタジアムは新たに駐車スペースを作らず、小倉駅北口に現在ある各駐車場を活用すると発表されてます。なんせ小倉駅がすぐ近くですから、車で来るより電車やバスなどの公共交通機関を使ったほうが便利だしラクじゃないですかね。私は電車で来るつもりですよ。

JR小倉駅から新スタジアムまでのルート

最後にザックリですが、JR小倉駅から新スタジアムまでの道案内をしてみましょう。

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↑ まずJR小倉駅から新幹線口(北口)に出ます。モノレールがあるのは南口なので反対ですよ。

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↑ 外に出ると「銀河鉄道999」のメーテルと鉄郎が炎天下の中でバテています。

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↑ キャプテン・ハーロックもかなり日焼けしています。

ちなみにメーテルやハーロックの銅像がここにいる理由は、原作者の松本零士氏が北九州市出身だから。

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↑ 私が北九州に来た頃はほとんど何もなかった小倉駅北口。現在はものすごく発展しました。背の高いリーガロイヤルホテル小倉に向かって出発。新スタジアムはリーガロイヤルホテル小倉の向こう側。

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↑ 数年かけて建設された立体歩道のおかげで、この周辺の施設には地上に降りることなく、信号に1回も引っ掛かることなくたどり着くことができます。空港などでよくある「動く歩道」もあちこちに設置されています。

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↑ 動く歩道がある立体歩道ではなく、上の写真に写ってるAIMビルやベスト電器小倉店の方角に進んでも新スタジアムに到着できます。距離的には全く同じ。動く歩道がないだけ。

今回は動く歩道を進んだと仮定して話を進めます。

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↑ 立体歩道を降りると噴水スペースがあります。ちょうど噴水パフォーマンスの真っ最中。

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↑ 広い芝生広場も数年前に整備されました。この辺りも昔と全然違う風景になってます。

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↑ 西日本国際展示場の新館。

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↑ こちらが西日本国際展示場の本館。冬はアイススケートセンターとなります。(一時期、北九州市内の全てのスケート場が閉店してしまい、ここがスケート場を開設するまで滑るところがどこにもなかったんです)

この本館と新館の間にある広場を横断すると、エントリー冒頭で写真を掲載した「国際会議場」に着きます。そのお隣りが新スタジアム。

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↑ 新スタジアムでサッカー観戦を終え、小倉駅に帰る時はこんな風景。中央に見えるのが小倉コレット。トヨタCMで神スイングの女の子が豪快にかっ飛ばしたところ。その右側に見えるのがJR小倉駅。

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↑ JR小倉駅は発着路線数が北九州市内で最大。さらには新幹線の発着駅でもあります。よほど遅くならない限りは帰りの電車があるはず。動く歩道を利用して早足で移動すれば5分かからず小倉駅に到着できます。

りくま ( @Rikuma_ )的まとめ

現在のホームスタジアムである本城陸上競技場は、ギラヴァンツが北九州に誕生した際(当初の名前はギラヴァンツじゃなくてニューウェーブ北九州でしたが)、他に適切なスタジアムが市内に存在しなかったため本城に決定したという経緯がありました。

当初からJリーグのスタジアムとして使う意図があったわけではないスタジアムなこともあり(プロ野球の楽天と同じシチュエーションですね)、観客席の数が少ないことや、スタジアムまでのアクセスが大変悪いことは、仕方が無いとはいえ随分前から問題視されていました。

なので新スタジアムの建設はギラヴァンツのサポーターや北九州市民、小倉駅周辺の商業施設などにとって悲願&待望な訳なんですけど、「本城での観客動員がとても少ないのに、新スタジアム作ったら単純に観客が増えるなんて考えるのは短絡的すぎる」という批判もやはり存在しています。

本城のスタジアムは行くまでが不便なので、よほど熱心なサポーターでもないとなかなか足を運べません。しかし小倉駅前に新スタジアムが出来ることで、応援に行きたいけど行けなかった人も移転以降は足を運びやすくなると信じています。繰り返しますけど、小倉駅から徒歩5分圏内ってスゴイことですからね。こんなに最高な立地条件はないでしょう。

新スタジアムが完成したら私も必ず行きます。そして「我が街のサッカークラブ」ギラヴァンツを今まで以上に応援したい。まずは新スタジアムの完成を心待ちにしています。

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