筑豊本線散策ウォーク番外編:折尾→若松編
↑今回のスタート地点・JR折尾駅。前回来たのは5月末なので2ヶ月ぶりだけど、解体中の折尾駅(東口)はそれほど変化なかった。
↑折尾駅の近くにある自由ヶ丘高校が、今年夏の甲子園に福岡代表として出場する。確か夏は初出場だったかな?
↑折尾駅の北口に回り、ウォーキング開始。今月最終日にして初めての長距離ウォーク。
↑国道199号線、金手川(かなてがわ)に沿ってしばらく東へ進む。
↑JR本城駅。ちょいと逆光になっちゃった。
↑サッカーJ2・ギラヴァンツ北九州のホームスタジアム、本城陸上競技場の最寄駅。とは言っても駅からスタジアムまで結構距離がある。
↑本城駅を過ぎ、国道を離れ金手川沿いを進む。
↑川の反対側にJR筑豊本線の線路。
初めて来た奥洞海緑地
↑奥洞海緑地というエリアに入る。今回初めて来た。今年9月に参加予定の無法松40kmウォークでここを通るはずなので、事前に歩いておこうと思ってコースに含めた。
↑金手川と洞海湾が合流する地点。正面には先日登った皿倉山が見える。
↑反対側にはイオン若松ショッピングセンターが見える。
↑JR二島駅を奥洞海緑地側から。
↑現地に来るまで知らなかったが、奥洞海緑地の側から二島駅には入れないみたい。連絡橋か連絡道があるのかと思ってたけど、なかった。
24年ぶりに訪れた恐怖の駅
↑JR奥洞海駅。ここに前回来たのは忘れもしない、24年前。
まだ交際を始めて数ヶ月だった嫁とデートの帰り、福岡で初めてJRに乗った。福岡に来て2年目。某駅で嫁に見送られ、私は一人でJRに乗り、当時住んでいた小倉に戻ろうとしていた。
小倉近辺の地理はそれなりに覚えていたけれど、北九州の西側や若松の地理は全然知らなかった。かろうじて「黒崎」だけは知っていて、あの日も嫁から「黒崎まで直行のはずだから、黒崎で乗り換えてね」と言われ、それを信じてた。
ところが、いつまで経っても黒崎駅に着かない。それどころか、聞いたことない地名(駅名)が続いていく。
この電車、どこに向かってんだ?
さすがに不安になり、降りたのが奥洞海駅だった。「奥洞海」なんて聞いたこともない。いったいここがどこなのか、北九州市なのか市外なのかすら分からない。
↑時刻は夜の9時を過ぎてたと思う。外は真っ暗。このまま進めば黒崎駅なのか、それとも行き過ぎてるので戻らなければいけないか、それも分からない。(行き過ぎてた、が正解)
駅員に訊こうと思ったが、当時ここは無人駅だったのか、誰もいない。自動改札なんてハイカラな設備もない。駅の外に出て何か手がかりがないか探すが、ここがどこかを示すものが何もない。
ようやく公衆電話を見つけ(当時は携帯電話なんてなかった)、嫁の家に電話。嫁のお父さんが不機嫌そうな声で取り次いでくれた。ようやく電話に出た嫁に開口一番、
「オクドウカイって、どこ!」
とパニックになりながら叫ぶ私。実は嫁もJRに詳しくなくて、奥洞海がどこなのか知らなかった。二人して電話で「どこ?どこ?」と大騒ぎ。
そうこうするうちに通話時間が終わり、電話が切れた。10円はもうない。どうすればええねーーん、と泣きそうになってたところに、反対方面へ向かう電車。
意味も分からず飛び乗り、乗客の女性に「折尾駅で乗り換えるんですよ」と教えてもらい、なんとか自宅に帰ることが出来た。
結局、最初に乗ったのは「黒崎駅に直行」ではなく、若松に直行する電車だった。嫁の早トチリだったというオチ。嫁は嫁で、「さっき会ってきたばかりで今度は電話か!」と、交際をまだ快く思ってなかった義父に怒られたんだとか。
↑昔はなかったはずの駅員室みたいなスペースもあったし、駅員さんもいた。さすがに24年前だからハッキリ覚えてないや。あの時は夜だったし。
風が全然吹いてなかった
↑奥洞海駅から徒歩1分のところにある若松競艇(若松ボート)。こんなとこにあったのか。ってことは競艇ファンが奥洞海駅をよく利用するってことなのかな。
↑国道199号線よりも1本海寄りの道を歩く。洞海湾は中海だからなのか、海沿いなのに風が吹いてなくて全然涼しくなかった。
朝の7時台からすでに気温30度を超える猛暑。写真を撮った付近でジュースを買って給水。
↑JR藤ノ木駅。
↑筑豊本線の線路、洞海湾、そして皿倉山。この付近から少し風が吹き始めて心地良くなってきた。
↑先月にウォーキング大会で高塔山に登った際、山頂近くから延々と下った階段の終点付近。
↑高塔山の中腹にある看板(=あそこで去年、過呼吸になった)が見えてきた。ゴールは近い。
↑ゴールのJR若松駅。
まとめ
歩行時間は2時間24分。歩行距離は11.74km。
7月は一度も長距離ウォークが出来てなかったので、なんとか最後に、と思って早起きして歩いたが、朝の7時から気温30度はツライわ。夏に滅法弱い体質なので。
若松駅にゴールした時はTシャツが水浸しになってた。
↑帰りは若松駅からJRに乗った。ここからJRに乗るのは初めて。
↑正真正銘、ここが筑豊本線の北端(終点)。
↑途中、奥洞海駅のホームも24年ぶりに見た。今回は降りずに済んだ。
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