5年ぶりの福津市、宮地嶽神社も福間海岸も全てが懐かしい【福津ウォーク】

2017年10月以来、5年ぶりの福津市ウォーク

JR福間駅
JR福間駅(福津市中央3丁目)

今回のスタート地点、JR福間駅。ここに来たのは、2017年10月に参加したウォーキング大会以来、5年ぶり。


2011年に初めて福津市のウォーキング大会に参加して以来、福津市は何度となく訪れ、ウォーキングしたり散策したり古墳探検をしたり登山したりしている。

歩くためだけに年5回来たこともあった。それくらい大好きな街・福津を5年ぶりに訪問。歩く前からワクワクしていた。

西日本シティ銀行福間支店付近
西日本シティ銀行・福間支店付近

福間駅を出発し、最初の角を曲がった時点で懐かしさが込み上げてくる。この風景を見る度に「よし、今から長距離を歩くぞ!」と気合いが入っていたものだ。

太郎丸交差点
「太郎丸」交差点

因縁の「太郎丸」交差点。変わっていない。

初めて福津市を歩いた11年前、ウォーキング大会のコースマップを見間違え、この「太郎丸」交差点で誤った方角に進んでしまったことで大変な目に遭った。

あの時は自分自身に絶望したが、それも今となっては懐かしい。

宮地山

前方に見えるのは宮地山。この角度だと宮地山に隠れてしまっているが、奥にはもう1つ、在自山という山がある。

2つの山は繋がっていて、宮地嶽神社の奥に登山道入口がある。つい何となく登ってみたくなり、初登山したのが10年前。


感動の後に恐怖で震えた、あの登山からもう10年か。あの頃は体力も気力も今より遙かに持っていたな、と懐かしむ。

久々に宮地嶽神社を訪問して感無量になる

宮地嶽神社参道入口
宮地嶽神社参道入口

宮地嶽神社も久々の訪問。テレビのニュースで宮地嶽神社の映像を見る度に「懐かしい! また行きたい!」と言い続けてきた。やっと戻ってきた。

さかき屋跡地
「さかき屋」の跡地

参道を入ってすぐ右側に空き地を発見。前回来た時にこんな空き地はなかった。あとで調べたら、松ヶ枝餅の名店で飲食店でもあった「さかき屋」の跡地だった。

ご主人が高齢で、後継者もいらっしゃらなかったため、2022年3月で閉店されたとのこと。

宮地嶽神社参道
参道の店舗は開店前

早朝だったこともあり、参道の店舗は開店しておらず、シャッターは下りたままとなっている。

宮地嶽神社の階段入口
宮地嶽神社、階段入口の鳥居

久しぶりで懐かしかったせいだろう、階段入口の鳥居を見て急に感傷的になり泣きかけてしまう。

10km以上歩いた終盤にこの階段を上るコース設定で泣きかけたことはあったが、まさか懐かしさのあまり泣きそうになる日がくるとは思わなかった。

宮地嶽神社の階段
それほど長い階段というわけではないが…

感傷的だろうが何だろうがお構いなしに階段は疲労感を運んでくる。

宮地嶽神社・光の道
嵐のCMで有名になった「宮地嶽神社・光の道」

階段をすべて上り終えて後ろを振り返る。玄界灘(日本海)までまっすぐ伸びる1本道の参道。iPhoneのカメラ画質ではかすんでしまっているが、道の向こう・玄界灘には「相島(あいしま)」が見える。

11年前、2011年に初めてこの風景を眺めた時は「まさにこれが神社と共にある街の風景だよなあ」と感嘆・感動した。

2016年にジャニーズのアイドルグループ「嵐」が日本航空(JAL)のテレビCMで宮地嶽神社を訪れ、参道の延長線上に落ちる夕陽を見つめながら「光の道」と呼んだことで、この景色は全国的に有名となった。

嵐の女性ファンが大挙押し寄せるようになり、道の延長線上に夕陽が沈むシーズンともなると多くの見物客で階段が埋まってしまうほど大混雑となるらしい。

人の多い夕方に来たことはないが、朝の早い時間帯にこの風景を眺めながら深呼吸するルーティンが個人的にとても気に入っている。

宮地嶽神社・楼門
宮地嶽神社・楼門

参道を進み、宮地嶽神社・楼門をくぐって本殿へ。

宮地嶽神社・本殿
宮地嶽神社本殿と、日本一の「大注連縄」

宮地嶽神社の本殿も5年ぶりに参拝。戻ってきた。ここに来ないと「福津市に来た」という実感が湧かない。

本殿に飾られている巨大しめ縄「大注連縄」は、直径2.6メートル、長さ11メートル、重さ3トンという日本一のサイズを誇っている。

しかもこれ、毎年掛け替えられているのだ。昨年末もテレビのニュースで掛け替え作業の映像を見た。

拝殿前の菖蒲
拝殿前には菖蒲が設置されている

拝殿前には多くの菖蒲が設置されている。まだ開花時期には早すぎるらしく、花は全く咲いていなかった。

6月中旬頃まで、宮地嶽神社では「菖蒲まつり」が開催されていて、開花時期とのタイミングが合えば境内一面の菖蒲を堪能することができる。

宮地嶽神社の参道
参道では店舗が開店準備を始めていた

ウォーキング再開。階段を下りると参道両脇の店舗が開店準備を始めていた。

シャッターを上げていた女性の「おはようございます!」という明るい挨拶に、こちらも元気良く挨拶を返した。とても気持ちの良い活力を頂いた。

平坦で信号も少ないからウォーキングに最適

つばき通り
通称「つばき通り」

宮地嶽神社をあとにし、県道502号線、通称「つばき通り」を北西に進む。

ファミリーマート 福津宮司六丁目店付近
ファミリーマート 福津宮司六丁目店付近

福津市の市街地、特に津屋崎エリアは坂がなく平坦な道が多い。さらに信号が少ないため、大変歩きやすい。これは毎回歩く度に感じる。

カメリアホール、カメリアステージ
カメリアステージ(福津市津屋崎1丁目)

正面の建物が福津市文化会館「カメリアホール」。右側にある茶色の建物は図書館や歴史資料館が入っているらしく、これら全体の総称として福津市複合文化センター「カメリアステージ」が2017年7月にグランドオープンしている。

宮ノ元交差点
「宮ノ元」交差点

国道495号線「宮ノ元」交差点。

この交差点を左折すれば、玄界灘が一望できる海沿いの道「ふくつの海岸通り」へと続く。

右折してしばらく直進すると、世界遺産「新原・奴山古墳群」に着く。


いつ来ても風が心地良い海岸通り

筑前津屋崎人形巧房付近
「筑前津屋崎人形巧房」付近

津屋崎エリアの細い路地を進む。ここも毎回ウォーキングで歩く道。

津屋崎千軒なごみ
津屋崎千軒なごみ(福津市津屋崎3丁目)

「津屋崎千軒なごみ」は、観光案内機能を強化するため今年4月にリニューアルオープンしたという。中にはカフェもオープンし、休憩所としても利用できる。

しおさい通り
「しおさい通り」を横断

通称「しおさい通り」を横断。左を向くと玄界灘の水平線が見えている。ウォーキングの進行方向は写真だと右側(西方向)。

津屋崎漁港
津屋崎漁港

西へひたすら進むと、津屋崎漁港に出る。

福津市は2005年に、宗像郡の「福間町」と「津屋崎町」が合併して発足。それぞれの旧名称の先頭を取って「福津市」となった。

津屋崎エリアは旧津屋崎町エリアの頃とほとんど変わらない風景ばかりで、昔懐かしい情緒のある街並み。

一方の福間エリアはJR福間駅があったり国道3号線が近いこともあって交通インフラが充実しており、イオンモール福津を筆頭に大型店舗がどんどん進出し、マンションや戸建て住宅が次々と建てられており、福岡市のベッドタウンとして発展を続けている。

海岸通り
ふくつの海岸通り

海岸通りに出た。写真右手に写っている「お魚センター・うみがめ」ではおいしい海鮮料理が安価で提供されている。

グランプドーム福岡ふくつ
グランプドーム福岡ふくつ(福津市津屋崎4丁目)

前回歩いた5年前には存在しなかった施設。県立水産高校のすぐ横に建築され、2021年8月にオープンした宿泊施設「グランプドーム福岡ふくつ」。

最近になって全国的に展開され始め人気も高い「グランピング施設」で、テントを設営する必要はなく、ドーム型の個室が複数設置されている。風呂・トイレ・冷暖房が完備され、最大10名が宿泊可能な部屋や、ペット同伴可能な部屋などタイプも様々。福岡の食材を使ったバーベキューも提供されている。

※「グランピング」とは、魅力的という意味の「Glamorous(グラマラス)」と、「Camping(キャンピング)」を組み合わせた造語。

この施設のことは以前からニュースを見るなどして知っており興味があったのだが、敷地内に入る直前、管理者らしき人から「見学はお断りしてます」と制止されてしまった。上の写真を撮影している時点で不審に思われたのだろう。

津屋崎の海岸通り
潮風が心地良い、津屋崎の海岸通り

津屋崎の海岸も久しぶりだ。最近は気温がどんどん上昇し、梅雨をスルーして夏が到来したかのような暑さを日々感じているが、ここ津屋崎で玄界灘を眺めていると、常に涼しい潮風が身体を冷ましてくれる。

とても心地良いのだが、この辺りは以前よりもゴミが増えた印象。潮風に悪臭が少し混じっていた。

香椎照葉エリア
海の向こうの高層ビル群は香椎照葉エリア?

玄界灘を眺めていると、海の向こう側に幾つかの高層ビル群がうっすら見えていることに気付く。

方角的に正解なのかどうかは分からないが、あの辺りで高層ビルといったら、香椎照葉エリア(福岡アイランドシティ)だろうか。

福津の海から香椎が見えるとは驚いた。こうやって見ると遠い。

5年前は荒野だった新しい住宅街の発展に感動

潮湯の里夕陽館
潮湯の里 夕陽館(福津市津屋崎1丁目)

福津市を歩いて11年。毎回ここを通る度に「いつか寄らなきゃ」と思いながら1度も立ち寄ったことがない「潮湯の里 夕陽館」。ちょうどこの辺りはウォーキングの速度とペースが良い感じになってるところなので、止まってしまうのがもったいなく、いつもスルーしてしまうのだ。

今回もスルーしかけたが、ここまでのペースが予想以上に良く、時間も早かったので、「5年ぶりの福津だし、寄っちゃおうか」と気が変わった。

夕陽館、休館のお知らせ
夕陽館、休館のお知らせ

11年目にして初めて立ち寄った夕陽館、しかし今年の4月から休館してた

つくづく縁がない。

喫茶でるふぃん跡
喫茶でるふぃん跡(看板だけ残っている)

以前ここには「喫茶どるふぃん」という青い建物の喫茶店があった。妻と交際開始して1年くらいの頃(今から約30年前)、旧津屋崎町に遊びに来た際、ここで食事をしたのを覚えている。なお妻は完全に忘れている。

喫茶店は廃業し、現在は青ではない建物(おそらく一般の方の民家)が建っているのだが、イルカが描かれた青い看板は昔のまま残っている。なぜだろう。

西福間5丁目の新興住宅街
西福間5丁目の新興住宅街

今回のウォーキングで5年ぶりに福津市を歩いたのだが、5年前との比較で楽しみにしていた場所が2つあった。1つは少し上で紹介したグランピング施設。

もう1つは、前回来た時には宅地造成されたばかりで荒野の状態だったエリアに、どのくらいの新築ハウスが建ったのか。

いざ来てみたら、すごいすごい。見事に家々で埋まっていた。完全な住宅街。

5年前の西福間5丁目
5年前、まだ荒野だった西福間5丁目

上が5年前のウォーキング時に撮影した写真。

道路は綺麗に舗装されているが住宅は1つもなく、分譲されたばかり。一部の区画は早く売れたのか、地鎮祭をしていたり、基礎が建築開始になっているところもあったくらいで、大半のエリアはまだ雑草だらけだった。

西福間5丁目の新興住宅街
5年という歳月で人々の新しい生活が始まっている

同じ場所。5年経ったらこんなにも変わる。すごく感動した。

ベッドタウンとして大変魅力的な福津市、特に福間エリアは新築マンションも次々と建っているが、戸建て住宅を望む世帯も多いはずで、こちらの場所のように広い区画で分譲を開始したら、やっぱり着実に売れるのだなあと実感した。

おそらくだけど、福岡市近郊よりは地価も安いだろうし、それが魅力のはず。需要の高い場所に適切で十分な供給があればこうなる。素晴らしい。

福間海岸
福間海岸

津屋崎エリアにも海水浴場はあるが、こちら福間エリアにも海水浴場がある。

綺麗な砂浜、家族連れ、はしゃぐ子供、波に乗るサーファー、青い空、そして涼しい潮風。

もう完全に夏だ。

福間海浜公園
福間海浜公園(福津市福間3丁目)

福間海浜公園の南護岸。こちらも浜辺で遊んでいる子供や、犬の散歩をしている夫婦の姿。みんな素敵な休日の朝を過ごしている。

西郷川
西郷川に沿って東へ

津屋崎漁港から延々と南下を続けたウォーキングコース、福間海浜公園を過ぎてすぐ進路を東に変え、玄界灘とはお別れ。今度は西郷川に沿って進む。

ゆめマート福津
ゆめマート福津(福津市中央6丁目)

とても背の高い高層マンションの横に、ショッピングセンター「ゆめマート」を発見。

あれ、こんなところにスーパーあったっけ? と調べてみたら、2018年2月にオープンしていた。記憶は正解。5年前に歩いた時はまだ存在していなかった。

福間駅さいごう口
福間駅さいごう口(南口)に建つヤマダ電機

JR福間駅が見えてきた。前方は福間駅の南側「さいごう口」で、駅前にヤマダ電機がある。福津市に初めて来た11年前、まだヤマダ電機は存在せず、さいごう口もガラーンとしていたのを思い出す。

JR福間駅
福間駅に戻ってきた

福津の市街地をグルリと巡り、福間駅に戻ってきた。ここはJR鹿児島本線の快速列車が停車する駅。だから福岡市へ通勤する人にとっては利便性がよく、転入者がどんどん増えていくのも頷ける。

今回のウォーキング大会、コース設定では「約10km」となっていたが、スマホアプリで計測したら11.6kmだった。

ここ数年、10km歩くことも出来ないほど体力も脚力も、そして気力も失っていた。昨年からようやく体調が戻ってきてウォーキングを本格的に復活させ、少しずつ距離を伸ばしてきた。

1週間前に八幡西区と八幡東区の合計10kmを歩いたのに続き、2週連続で10km以上を歩くことが出来た。やっとここまで戻すことが出来た。自信がついた。

どうしても距離が長いため、敬遠してしまい不参加を続けていた福津市のウォーキング大会も、次からはもう大丈夫だろう。また大好きな福津市を歩くことができる。とても楽しく嬉しい1日だった。

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