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人と出会って得られるステキなパワーと、外出することについて

2014年6月23日

もう2年になるのか

JINS PC カスタム(度付き)
JINS PC カスタム(度付き) / Norio.NAKAYAMA

iPhoneでブログを更新する「モブログ」という手法界隈では、もしかして現在日本で一番有名なんじゃないかという、あかめちゃん(@mk_mizuho )。

そのあかめちゃんがTwitterで福岡「うまみ会」の仲間たちにだまされて乗せられて福岡に電撃初上陸を果たした時のことを回想している記事を読みました(注:記事を含むブログは閉鎖されたようです)。

その時の様子を書いた過去記事も載せていて、その過去記事の中に当時の私のエントリーも紹介されてます。あかめちゃんを遠隔操作で拉致した乗せた当事者の一人として懐かしく読ませて頂きました。

あかめちゃんが「うまみ会」に電撃初参戦した時の様子は私も自分のブログで当時書いてます。

総勢15名、福岡オフ会「うまみ会」で大好きなブロガーさんに多数会えた

2012年8月31日(金)。ブロガーさんの集い「うまみ会」に参加してきました。今回が3回目の参加。過去2回よりも人数が倍増しフルパワーとなったうまみ会は、抱腹絶倒の宴となりました。

もう2年前なのか。早いなぁー。

言うだけじゃなく実践してるんです

回想エントリー内であかめちゃんは福岡を「第二の故郷」と称してます。

彼女は2012年夏のうまみ会初参戦だけにとどまらず、その年の忘年会も、翌年の忘年会にも福岡に来てうまみ会に参加しています。つまり、マジなんです。社交辞令とか口先だけとかじゃなく、彼女は本当に来ている。

初めてあかめちゃんが福岡に来るとなった時、私も含めてうまみ会の人たち、みんなビックリでした。みんながTwitterで大騒ぎを続けてる夜、私は一足先に寝てしまい、リアルタイムで事態の推移を見てなかった。朝起きたら既に福岡のホテル取ってましたからね彼女。マジかよって。

思い立ったら即行動。その潔さがスゴイ、私にはマネできないわ、と半ば引き気味に感嘆したんですけど、それよりも驚いたのが、彼女が福岡にやってきて挨拶をしてる時、彼女は言い放ったんです。

オフ会に参加するの初めてなんですよ〜

関東から飛行機に乗ってオフ会のためだけにやってくるんですよ。しかも初めてのオフ会だって言うんだから。

福岡の(私以外の)皆さんが乗せ上手だったのもあるんだろうけど、普通初めてのオフ会に参加するため今まで一度も行ったことない未知の街・福岡に来るか? 法律の存在しない街だぞ?

社交性がズバ抜けてるんだろうなと思って話を聞いてると「めっちゃ人見知りですよ」みたいに言うんですよ、あかめちゃん。

その後、何かが目覚めたんでしょうね。関東でも自分が幹事になってオフ会を主催もしてたし、Twitter見てると毎日のようにどこかで誰かとオフ会や食事会をしてて、この人の財布や胃袋はどうなってるんだと、遠く離れた修羅の街から心配しつつ大笑いしてます。

私が彼女を尊敬する理由

いまやモブログ関連の勉強会で講師までやっちゃってますし、自分を動かす推進力がスゴイんですよ。それが周囲を巻き込むパワーにもなってる。

この2年間で信じられないくらい濃密で幅広い人脈を築けてると思うし、周囲の仲間の皆さんのフォローアップっていうんですかね、そういうのが温かいなーってのも見ていてすごく感じます。

楽しいことならまず動いてみよう・やってみよう・試してみよう、っていう精神。それからほぼ全方位的に繋がれるコミュニケーションスキルの高さ。話が上手とか内容が深いとかっていうよりも、接する相手を楽しくさせるスキルっていうんですかね。

それをですよ、「めっちゃ人見知り」だと自称してる人がやっちゃってるんです。実は人見知りじゃなかったんじゃないの?って話じゃなくて、楽しさや好奇心が人見知りな性格を上回ってしまって、それが行動力の源になってるんじゃないかなって、見てて感じます。

彼女のブログはアクセスもすごいし、人気も高いし、いろんな人とコミュニケーションを取って、多くの人々から慕われ愛されてる。それは、彼女が狙う狙わないはともかくとして、そうなるために彼女が努力し、行動し、実践しているから。やってることが伴ってるんです

あかめちゃんが福岡に来たとき、車で送迎したり、時間潰しに付き合ったりと、少しの時間ですけど彼女を独占できて、あかめファンの方々には羨ましがられそうな貴重な時間を共有できました。ブログの記事ネタチョイスや、カスタマイズに関する濃い話の連続で、「うははw 考えてること同じやねー!」と何度も大笑いしたり頷き合ったりしてました。

でもあかめちゃん、冒頭で書いた通りモブログの達人なんですけど、私はモブログに一切興味がないんです(なぜ私がモブログに興味ないかの理由を彼女は知ってます)。モブログ女王との貴重な時間をたぶん日本で最も有効活用してないのが私です。

決断力を発揮できた彼女と、決断力がなかった私

あかめちゃんは横浜在住なんですけど、私も一時期東京の会社で働いてて、横浜には数多く遊びに行った、思い出もたくさんある大好きな街なんです。

もう随分長いこと行ってないのだけど、もし今度横浜に遊びに来ることがあれば案内するよ!とあかめちゃんは言ってくれてます。ただね、Twitterなどで多忙極めてる様子の彼女を見てると、私に時間割いてくれる余裕ないだろうし、なんだか申し訳なくて言い出せない気がします。

今年2月、LCCで格安チケットが販売された際、東京行きのチケットを買おうと思ったんですけど、行動時間を計算すると全然時間の余裕がなかったので、関西行きのチケットを買って30年ぶりに和歌山行ってきたんです。

ただ、チケット買った後で、あかめちゃんが初めて福岡に来た時のことを思い出したんですよ。彼女はオフ会のためだけに福岡に来た。

私も東京に行って会いたい人が山ほどいたけど、全員に会うのは1日だけじゃ足りないなとか、他にもやりたいこと(ウォーキングとか)あるけど出来なくなるなとか、いろいろ考えすぎちゃって、あきらめて関西に変更したんです

和歌山旅行は心の底から楽しかったし、懐かしかったし、感動して泣いた時間もあったし、行って良かったと思ってます。ただ一方で「東京に行っても良かったな」と少し後悔もしました。オフ会のためだけに行ったって良いじゃないかって。私にはまだその行動力と決断力がなかった。

せっかく滅多に行かない旅行に行くんだからって、1回の旅行で沢山のものを求めすぎてしまったんですね。絞り込むには、ある程度の度胸というか決断力って必要なんだなーと思い至った次第です。またお金を貯めて、今度こそオフ会のためだけに関東行きたいなと思ってます。

人見知りだからこそ発揮できるパワーってあるのかも

ここまではあかめちゃんのブログ記事に対する私信・アンサーエントリーのつもりで書きました。ここからは自分自身の話をします。

あかめちゃん以外にも、たとえば「うまみ会」でよくご一緒する仲間の中にも「自分はすごく人見知りだ」って人が複数いらっしゃいます。リアル友人知人にも極度の人見知りな人を多く知ってます。

初対面の人と会話する際に「けっこう人見知りなんですよ」って聞くと、ええーそうなんですかー?って思うことが度々あります。全然そんな風に見えないのに。

中にはセミナーなどで講師として登壇されてる人も複数いるし、大勢の前で話すことを職業とされてる人もいます。「人見知りなりに、そう見せない工夫はしてる」と教えてくれた人もいたし、仕事となると人見知りだなんだと言ってられないから、と笑顔で語ってくれた人もいました。

私自身はというと、全く人見知りしない性格です。それにプラス「お調子者」という要素があるので、初めてのオフ会で初対面の人にしょーもないジョークを放ったり、漫談相手に指名してご迷惑をかけたりもします。

思うんですけど、人見知りな人、あるいは人見知りだと自己暗示をかけちゃってる人って、いざ初対面の人と会う時や人前で喋る時って、相応のパワーを振り絞ってるというか、何か独自のスイッチを入れてるんじゃないかなって。踏ん切りというか度胸というか気合いというか、何と表現すればいいか分からないんですけど。

私自身が人見知りじゃないので、「よっしゃあああー行くでえええー!」みたいなスイッチなど入れることもなく通常モードで、初対面の人と会ったり、大勢の前で笑ってはもらえぬ冗談をカマしたりするんですけど、実はそれがイカンのかもしれない。もうちょっと「ある種の緊張感」みたいなものを身にまとった方がいいのかもしれないなと、最近考える時があります。結構マジに。

人見知りな人が絞り出すパワーってスゴイと思うんですよ。恥ずかしいとか気まずいとか照れ臭いとか会話下手とか、そういった何らかの感情のラインを自らが超えて、度胸を決めて放つ言葉は心に響くことが多いなと、自称人見知りな人たちの話を聞いてると伝わってくるものがあります。

だから私も人見知りになるために努力をってそういう話じゃないのよ。

文字だけの交流では得られない、人と会うことで生じる変化

今は全くやってないけど、長い間、mixi(ミクシィ)をやってました。会ったことはないけど大切で大好きな友達が何人もいました。

一時期、家族以外の誰とも会話をせず、一切のコンタクトを断った時期がありました。その期間中でも、mixiでは友達と楽しく会話できてたんです。いろんな愚痴や悩みを聞いてもらってました。いっぱい激励をもらいました。感謝してもしきれないくらい助けてもらいました。

でも、やっぱりSNSって「文字だけでの交流」なんですよね。かろうじて人と繋がっていられる場だと思ってたんですけど、それだけではさすがに何かが好転することはなかった。今はFacebookやLINEでも通話機能があったりして、声でも繋がることが出来るみたいですけど、それでも「実際に顔を合わせて会話する」のとは心理状態に雲泥の差があります

文字だけのコミュニケーションでは、いろんなことが不足しちゃうんですよね。ちょっとした表現の違いだけで容易に誤解を生じさせるし、上手く伝わらないし、逆に不安になったりする。誤解されてないだろうか。相手の真意は何だろうか。余計な詮索が生まれたりもしてしまう。

もちろん実際に顔を合わせて会話する際に、それらの誤解や詮索が全くないとかそういう話ではないです。でも、人と会うことでのコミュニケーションって、文字での交流とは明らかに違う脳の部分を使う気がしませんか? 私はすごく脳が刺激されてますよ。

この人はツッコミ入れてあげるとすごく楽しい。この人はボケ倒してあげるとめっちゃ盛り上げてくれる。あの人は冗談が通じないからマジメに話そう。あの人はマジメな話を嫌うから軽いノリで話そう。自分がイエスと信じ込んでた話でも聞き手の微妙そうな表情を見てると違うっぽいぞ、これは修正しよっか。話すことでリードするか、聞くことでリードするか。

話し相手も千差万別ですから、会話をしながら様々な情報を収集し、話題や喋り方や表情をコントロールするようにしてます。話す相手によっても違うし、同じ人でもシチュエーションによって変化します。

小難しい話をしてるわけではないし、メンドクサイことでもないんです。何が言いたいかというと、文字での交流と違って、実際に会って話す時には目の前に対話相手の顔と声がある。相手の声音や表情を察知しながら会話内容を変えることって、みんな多かれ少なかれやってるはずですよね。文字での会話でもある程度はやるでしょうけど、それとは比較にならないほど対面での会話では脳を使うと思います。

ずっと他者を拒絶していた私が現世に戻ってくるキッカケは、フリーターとしての再出発でした。それまでシステムエンジニアだった私が全く違う業種の仕事をすることになり、慣れずに苦労したり、今までの常識が全く通用せず怒り狂ったり泣いたりもしたし、良い経験も悪い経験もたくさん積みました。

そして、その中で大勢の人と話す機会を得ました。文字でのコミュニケーションだけでは得られない、ものすごく大きな何かを掴む転換期となりました。先輩や同僚と仕事を終えた後に雑談しながらワハハと笑い合う。ただそれだけのことが、どれだけ日々の活力になったか。

フリーターだった時期があるから、今の人生があります。やっぱり人は籠もるのではなく、外に出ないといけないんだってのを、身をもって体験しました。

その後、良い縁があって正社員になり、また新たな経験や知識を積み重ね、多くの人と対話する機会も日々あります。そしてブログを始め、うまみ会と出会いました。

Macを欲しいと思ったのも、うまみ会のおかげ。みんながMacユーザーだったからではなく、Macで何が出来るか、どう便利なのかを、全くMacの知識を持たない私にも優しく丁寧に教えてくれる仲間がいたから、俺もMac買おう!と思った。

いまや自宅では100パーセントMacしか使ってません。数年前に誰とも関わりたくなかった私が、うまみ会の北九州支部長にしてもらったり、福岡ブロガーピットという勉強会っぽい集いも開催できるようになりました。うまみ会の仲間たちもまた、私の人生を楽しく幸せな方向に変えてくれました。人生や生活って、何か少しのキッカケだけでも随分変わるんです。

遠くの人とは気軽に会えないですけど、福岡や近隣に住んでる人で、「もっとこの人と仲良くなりたい!」と感じたら、四の五の言わず会うようになりました。mixiのマイミクさんとも3人会うことができました。以前はマイミクさんに顔を見せるなんてあり得ないと思ってたのに、ここ数年の感情の変化で「会いたい!」と思うようになり、実際会えて本当に嬉しかった。

うまみ会に初めて参加した時、皆さんがとても温かく迎え入れてくれたことがとても嬉しかったから、今は私自身がうまみ会の新しい仲間を迎え入れる際に、このオフ会は楽しいなーって少しでも思ってもらえるよう、楽しくコミュニケーションを取ることを心掛けてます。周囲が楽しくなることで自分自身に楽しさが還元されるんです

あかめちゃんを見習って、いろんな場所にまだまだこれからも飛び込んでいきたい。会いたい人がたくさんいます。お金を貯めて、ただその人たちに会うためだけに、旅をしようっていうのが私の目標の1つ。

今回、あかめちゃんのブログ記事を読み、最近自分が思ってることと重なったので、いいタイミングだなと感じて今回エントリー書いてみました。繋がっている皆さんに心から感謝しています。ありがとうございます。

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