温泉でリフレッシュしたら死にそうになった【ウォーキング門松編・番外編】

ウォーキングをしている途中で決めた

今年初のウォーキング大会参加で、JR門松駅から篠栗駅まで11.4kmを歩いた。


今回のウォーキング参加者には参加特典として、「久山温泉レイクサイドホテル久山」の入浴料金が通常900円のところ600円になるとのことだった。ゴールのJR篠栗駅から臨時シャトルバスも運行してるとのこと。

いつもの私なら寄り道せず、ウォーキングを終えたらすぐ帰るのだけど、今回は温泉に入りたくてたまらなかった。まず、雪の中を歩く壮絶なコースのため、疲れ切った。帽子を忘れたことで髪の毛ビショ濡れ。洗髪したかった。氷点下の気温でとても寒かったので、温泉で温まりたかった。

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↑ゴールの篠栗駅で係員にシャトルバスの時刻を聞くと「あと20分後です」と言われたので、この寒い中を20分も待てねえよ、と最初思ったが、やっぱり気を取り直して待つ。温まりたい。

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↑待ってる間とてもヒマだったので、駅のすぐ隣りにある篠栗町役場を撮影。

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↑篠栗駅の柱に貼られてた案内文。4名以上であれば、ホテルに連絡すればバスで迎えに来てくれるみたい。今回の臨時シャトルバスはあくまでウォーキング参加者専用だったらしい。

バスに乗ったのは一人だけ

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「20分後です」と聞いてたバスは5分後に到着したが、係員の言う通り20分後まで篠栗駅前で出発待機。最終的に出発時、バスに乗ってたのは私一人だけだった。20分も待つなら普通帰るよね。いつもの私なら間違いなく帰る。

ついさっきまで歩いてた道をバスが走る。まだゴールしてないウォーキング参加者が歩いてるのをバスの中から眺める。

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↑レイクサイドホテル久山に到着。

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平成9年2月開業。とても綺麗なホテル。

正面入口の右側に温泉受付がある。ウォーキング参加特典の割引券を渡す。小さ目のフェイスタオルと大きなバスタオルの2枚セットを150円でレンタルできる。300円出して購入することも出来るが、私は今回レンタルにした。

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↑大浴場は2階。クツをロッカーに入れ、階段を上る。

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↑温泉に入るのは嬉野旅行以来だな。久しぶり。

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↑女風呂。残念だがこちらには入れない。

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↑男風呂。

寒さも疲れも吹っ飛ぶ大浴場

まず屋内の大浴場は、外が大雪だったこともあってか、寒暖差で大量の蒸気が発生していてほとんど何も見えない。手さぐり状態で手桶を探し、身体を温めてからお風呂に入る。

うひゃー、気持ちいい! 温度は41度くらいか。疲れ切った両脚や腰、そして肩を入念にマッサージ。

次第に目が慣れて浴場の中が見えてきた。私の他に利用者が10人ほど。

露天風呂もあるので入ってみることにした。まだ外は雪が降り続いている

いろんな種類の露天風呂が用意されていた。通常の岩風呂や桧風呂。それから各種の桶風呂。薬用成分を入れている桶と、美肌効果のある真珠粉末や植物油を入れている桶、それから定期的に湯の内容を変えるイベント風呂。女性湯限定でワイン風呂なんてのもあるらしい。

このイベント風呂は「ラベンダー湯」「カモミール湯」など、いろんな種類があるのだけど、私が行った時は「アロエ湯」で、水の色が真っ青。

露天風呂から出た直後、身体に異変が生じた

「アロエ湯」に入ってみた。温度はそれほど熱くない。38~40度くらいだろうか。それよりも、アロエの匂いがたまらなくイイ香り。この匂いを嗅いでいるだけで、ものすごくリラックスできた。

いつまでも入っていたかったけど、湯あたりが怖かったし、他に待ってる人もいるみたいだったので、アロエの桶風呂から出ることにした。正確な入浴時間は分からないが、10分か15分くらいだったと思う。

風呂から出て、屋内の大浴場に直行しようと数歩進んだとき、頭が突然クラーっとした

のぼせた? 立ちくらみ? などと考える余裕もなく、全身血の気が引いていく。頭が文字通り「真っ白」の状態で、意識が遠のいていくのが自分でも分かった。頭部なのか首なのか全身なのか、自分の身体がキューっと縮んでいくような、何かに握り潰されていくような感覚。

うわわわわわーやばいやばいヤバイヤバイヤバイ死ぬ死ぬ死ぬ!!!!!!!!

意識が遠のきながら、心の中で絶叫してた。声が出せない。心の中で叫ばないと本当に失神してしまう気がしたので、意識の中で絶叫し続けた。ものすごく怖かった。

近くに立ってた石造に手を置き、目を閉じて立ち止まり、中腰の体勢でゆっくり深呼吸をしばらく続ける。少しずつ回復してきた。

数年前から急激に太ってしまい、血圧の病気持ちになってしまった。2年前から薬で治療している。最近はずいぶん改善されてきてると医者にも言われたが、まだ血圧に問題があることは間違いない。そんな中での今回の出来事。

特に冬、自宅のお風呂場でお年寄りが亡くなる事故が多発する。あれは浴室と脱衣所の温度差が激しい時、お湯に浸かったことで身体が温まって血管が広がったのに対して、急に寒い脱衣所へと移動すると一気に血管が縮まり、狭心症や心筋梗塞、脳出血などが発生し、死亡事故になってしまうというもの。

お年寄りは若い人たちとは違って皮膚感覚が衰えているため、普通の人が心地よく思うお風呂の温度では満足できず、したがってやたらと熱いお湯の温度を好む傾向にある。「年を取ると熱いお風呂が好きになる」のではなく、皮膚が衰えてるからスゴク熱くしないと「温かい」と感じられないせいなのだ、と介護資格の研修で習った。

実は私自身、冬の露天風呂に入ったのは今回が生まれて初めて。しかもアロエ風呂があまりにも心地よく、つい長風呂をしてしまった。温度差のことや血圧のことを完全に忘れてた。

桶風呂から出た時、アロエ風呂の温度が仮に40度だったとして、湯船から出た時の温度は氷点下。雪も降ってた。自宅の風呂どころじゃない強烈な温度差。よく死なずに済んだ、と背筋が寒くなる。

冬の露天風呂は本当に気持ちがいい。それは初体験してみて感動したくらい。でも一方で風呂から出る時にも細心の注意を払わないと、とても悲惨な結末が待っているということを肝に銘じよう。今回は一つ学べて良かった。

http://kenko100.jp/kenko/2011/12/26/02

屋内の大浴場に戻り、頭をシャンプーで何度か洗ったら意識がようやくシャキッとした。内風呂に少し入って、今度は湯船から慎重にゆっくりと出て、掛け湯で最後に少し温めてから脱衣所に移動。

バイキングはあきらめた

温泉受付でタオルを返却。ホテル内にランチバイキングのレストランがあり、そこで昼食を済ませようと思ったが、ものすごい客の数。待ち行列も出来てた。待つのはキライなのでバイキングはあきらめた。

タイミング良く待機してたシャトルバスに乗り込む。乗客は今回も私一人。

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↑ウォーキングで歩いたニトリの横。バスだとすぐ通過できる。

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↑JR篠栗駅に到着。

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↑絶妙なタイミングで帰りの快速列車が到着。座席の空きも余裕があった。ノンビリ気分で乗車。

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↑自宅の最寄り駅に到着したら、雪は完全に消滅していた。小さな残骸すら見えない。

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↑左が朝7時30分。右が昼1時50分。同じ場所、同じ構図で、6時間経過したらこんな感じ。

半日だけの積雪。そして、たぶん生涯忘れられない恐怖の温泉体験だった。

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