4ヶ月ぶりのウォーキング大会参加
↑ スタート地点のJR黒崎駅。
今年5月に長者原の大会を歩いたのを最後に、しばらくウォーキング大会には参加できなかった。入院したり、退院後も後遺症で7月末まで歩けず、8月は暑すぎて歩けなかった。
今回が約4ヶ月ぶりの実戦復帰。しばらく長距離は歩いてなかったが、今回は総距離6kmの短いコースなので大丈夫なんじゃないかな、と安易に考えていた。もちろん甘かった。
↑ ウォーキング開始。いつもなら黒崎駅の南口を出るのが黒崎編の定番なのだけど、今回は北口を進むコース設定。このコースは初めて歩く。
このブログの黒崎編で毎回必ず登場する、長崎街道の史跡「曲里の松並木」が登場しないのも今回初めて。
↑ JRの線路上を渡り、黒崎バイパスの下を進む。こんな歩道があったとは知らなかった。
↑ 福岡のIT系地場大手、安川電機本社(八幡西区黒崎城石)。
↑ 見知らぬ道を北へと進む。黒崎は何度も歩いてるが、この辺りは来たことがない。初コースは知らない景色ばかりなので楽しい。
↑ 北に工場群、その向こうに若松区の高塔山が見える。3年前の6月、過呼吸で意識を失い倒れそうになった因縁の山。この写真の地点で折り返し、今度は南に進む。
悪夢の過呼吸、再び
↑ 南に直進すると徐々に上り坂となってきた。
4ヶ月ぶりの実戦。自分ではいつも通り歩いてるつもりだったが、おそらく飛ばし過ぎだったように今は思う。久々だったので自分の歩くスピードをどう制御すればいいか忘れてた。
↑ 長いけれど比較的ゆるやかな上り坂が終わり、今度は階段が始まる。上り坂の途中で少し呼吸が乱れ始め、過呼吸が怖かったので「息を吐く」ことにだけ意識を集中させたが、想像以上にバテたところで階段の登場。不安が増す。
↑ ここの階段が結構長かった。呼吸がメチャクチャ苦しい。「息を吐け、息を吐け」と頭の中で何度も念じながら1歩ずつ階段を進むが、吐いてばかりだと酸素が足りなくなるので、どうしても必要以上に吸ってしまう。
息が苦しいので2回3回と吸ってると3年前の過呼吸トラウマが蘇るので「息を吐け!」と脳で命じて無理にでも息を吐く。でも苦しいので吸い過ぎる。
4ヶ月ぶりの実戦。息継ぎの仕方すら忘れてしまってた。情けなかったのもあり、呼吸が苦しいのもあって軽いパニック状態。
↑ 他の参加者がゆっくりながらも足を止めず階段を上る中、ここで同じように無理をしたり、負けたくなくてムキになったら過呼吸で倒れてしまうのは分かってた。呼吸を整えるのと、精神を落ち着かせたかったのもあり、階段の踊り場で2回立ち止まって休憩。息を整える。
↑ ようやく階段地獄が終了。息は乱れまくり、両脚が乳酸でパンパン。私と同じく疲れ切った参加者がいろんなところに座って休憩している。ここで座ったら負けだと思ってる私は絶対に座らない。しかし体力と脚力の低下に少し自信喪失。まだウォーキング序盤なのに大丈夫なんだろうか。
コースマップを見ると「城山緑地公園(黒崎城址)」と書かれていた。初めて聞く名前。
というか、黒崎に昔お城があったのか。それすら知らなかった。
↑ 黒崎城址から市街地が見下ろせるのだが、木や草の茂みが多くてあまりよく見えない。
↑ 向こうには皿倉山があるのだけど、木が邪魔して見えない。
↑ 城址の西側に展望台があった。
↑ 展望台からの景色はなかなか見事。写真を撮った時にはどこの景色なのか分かってなかったが(呼吸困難で疲れ切ってアタマが働いてなかった)、よく見ると真ん中に写ってるのは黒崎駅だ。
↑ 黒崎城址の案内板。この写真を撮ってる時、近くにいた見知らぬウォーキング参加者が、
「黒崎城って、大河ドラマでチョコっと出てたよ」
と言ってるのが聞こえた。黒崎城が登場する大河ドラマと言ったら、たぶん「軍師官兵衛」なんだろうな。私は「官兵衛」を見ていないので知らない。
↑ 案内板の近くにあった駐車場から北東方向の景色が見えた。中央に洞海湾と高塔山、その右側にうっすらと若戸大橋が見える。
↑ 下り坂が始まる。呼吸困難にはならないが、両脚の疲労が全く取れてないのでスピードが出ない。
↑ 次第に下界が近付いてくる。すぐ近くに黒崎駅近辺の建物が見えて、もう100kmくらい歩いたかのような疲労感なのに、スタート地点から直線距離で1kmくらいじゃねえかよ……とテンション下がりまくる。
新日鉄住金に沿って東田エリアを歩く
↑ 黒崎城址の下り坂が終わり、見知らぬ住宅街をしばらく進んでいると、突如見覚えのある景色が登場。
↑ 長崎街道、黒崎宿の跡地。3年連続で参加している「長崎街道歴史発見ウォーク」で、ここが毎回チェックポイントになってる。今年の4月も来た。
案内板の向こう側にはJR鹿児島本線の「異常なまでに開かずの踏切」があって毎回苦労してる。
↑ 今回は「開かずの踏切」には行かず、黒崎バイパスに沿って歩くコース設定。良かった。
↑ 黒崎バイパスの前田入口。国道3号線の黒崎駅前で毎日繰り広げられている大渋滞地獄を緩和する目的で建設された黒崎バイパスだけど、相変わらず黒崎駅前の国道は交通量が多い。どのくらい渋滞は緩和されたのだろう。ちなみに私はバイパスをよく利用している。
↑ 歩道の左側には線路、そして新日鉄住金(昔の八幡製鉄所)の敷地。
↑ 今年7月、世界遺産に認定された旧八幡製鉄所の施設を見学に行った際に教えてもらったが、この線路はJRのものではなく、新日鉄住金専用。鉄などを運搬する目的で現在も稼働している。
↑ 思えば今回歩いている東田エリアは全て、少し前まで旧八幡製鉄所の私有地だった。ここも昔は一般人が立入できなかったエリアなのかもしれない。
などと物思いにふけっていたら、
↑ 突然ゴゴゴゴゴーっと轟音をあげながら列車が動き始めた。すっげービックリした。
値切りこそすべて
↑ 新日鉄住金の洞岡門。ここの前は車で何度も通ってるのに、こんな入口があるなんて全く気付きもしなかった。車でいつも走ってる道でも、歩いて初めて気付く景色というのは過去に何度もあった。
↑ 東田1丁目交差点。正面には皿倉山。
↑ コジマ八幡店。ビックカメラが買収する前のコジマには昔よく来ていた。我が家の買い換え家電の大半はここで買っている。最近は家電もネットでしか買わなくなったので来ていないが、昨年に洗濯機が壊れた時はコジマで新しいのを買った。
別にコジマびいきでもないし関係者でもないが、ヤマダやベストなど他の家電店と比較して最も値引き交渉に快く応じてくれたのがコジマ。そこが好きだったし、実質的に八幡エリアでコジマの出す値段が常に最安だったから毎回ここで買ってた。今はどうなのか知らない。
↑ 北九州都市高速道路・東田IC。東田エリアの再開発が進み発展したのを受けて新たに作られたインターチェンジ。
↑ 都市高速、そしてJR線の下を通るトンネルを進む。
↑ トンネルを抜けて階段を上れば、ゴールのJR八幡駅。
りくま ( @Rikuma_ )的まとめ
今回の総距離は5.92km。6kmにも満たない短距離コースだったにもかかわらず、途中の黒崎城址で体力と脚力を奪われ、ゴールしたらヘロヘロに疲れ、汗ダクになってた。最近ずっと涼しかったのに、この日は午前から気温30度という暑さも想定外だった。
ブランクを甘く考えてはいけない、ということが身に染みた。今までの経験もあるし、なんとかなるだろう、と思っていたけど、4ヶ月歩いてないことで体力も脚力も精神力もかなり落ちてる。
いきなり猛特訓で鍛え直すには体調がまだ万全ではないので無理だが、少しずつでも歩いて戻していかねば。楽しいはずのウォーキングが苦痛に感じるようでは話にならない。
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